生命からがら

27 の用例 (0.00 秒)
  • 生命からがらガーター館に帰ったフォルスタッフは腹が立って仕方がない。 シェイクスピア/大山敏子訳『ウィンザーの陽気な女房たち』より引用
  • 上陸する間もなく、生命からがら離陸しなくてはなりませんでした。 海野十三『三十年後の世界』より引用
  • 二少年は生命いのちからがら山をかけ下って、ふもとの村へかえりついた。 丘丘十郎『雪魔』より引用
  • その夜、私がふと眼を覚ますと家が燃えていたのでしたが、幸運にも生命からがら逃れたのでした。 クリスティ/松本恵子訳『ザ・ビッグ4』より引用
  • 生命いのちからがらとは、まさにこのことであろう。 田中芳樹『アルスラーン戦記05』より引用
  • 人々は涙を流しながら、山はそのままにして、生命からがら、ふもと村へ引きあげねばならなかった。 丘丘十郎『雪魔』より引用
  • けれどもいよいよ自分が当事者になって、生命からがらのがれるという段になりますと、とてもたまりません。 ルブラン/保篠龍緒訳『八点鐘』より引用
  • 小さい子供たちが生命からがら逃げようとして、転んで四つん這いになったまま脚をバタバタ蹴っている。 コンラッド/蕗沢忠枝訳『ロード・ジム(下)』より引用
  • そこへ言霊別命ことたまわけのみこと生命いのちからがらかへつてこられた。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 02 20080623』より引用
  • 巨魚タマカイに追われて生命いのちからがら独木舟カヌーに逃げ上ることもある。 中島敦『南島譚』より引用
  • その荒れはてた村に、中国大陸や南太平洋の島々から、兵隊にとられ出稼ぎにいっていた人々が、生命からがら、身ひとつで戻ってきた。 津野海太郎『小さなメディアの必要』より引用
  • ところが、京都のどんどん焼きとも言い、また鉄炮焼きとも言って有名な蛤御門の変で、隣の家へ落ちた大砲の弾から火事を起こし、その質蔵も類焼し、一家は生命からがら伏見の親類へ避難したのでした。 上村松園『あのころ』より引用
  • 生命いのちからがら、何一ツ持ち出せなかつたんですよ。 永井荷風『買出し』より引用
  • 昨日の晩、いや今朝の夜明け前、米軍横須賀基地で生体実験のモルモットにされかかり、ライオン少年だの不死身の巨漢だのとんでもないものを見て、生命からがら生還したばかりだというのに、ほんの三時間も寝ただけでもうこの元気のよさだ。 菊地秀行『トレジャー・ハンター02 エイリアン魔獣境 I』より引用
  • 久作が椿事に遭って生命からがら帰って来たのを感ちがいした喜助は、初一念を貫いて、あれから直ぐ後で、鉄路の露となって消えてしまった。 海野十三『仲々死なぬ彼奴』より引用
  • 八人の刺客しかくをさしむけたのに、ナルサスひとりのため四人が斬りすてられ、ふたりは負傷してとらわれ、ふたりは生命からがら逃げだしたのである。 田中芳樹『アルスラーン戦記01 「王都炎上」』より引用
  • 渦まく風のためにヘリが離陸できず、テントも倒れてしまい、生命からがら低地からはいあがったのである。 田中芳樹『創竜伝 第01巻』より引用
  • 一八一二年、ナポレオンのロシア遠征軍に従って、モスクワに行くが、大火にあって、退却軍とともに、生命いのちからがら帰国した。 スタンダール『赤と黒』より引用
  • 測量が目的だったのか何が目的だったのか、例によって不明だが、ともかくそのとき、生命からがら潜んでいたフェロン師の密書をことづかって、在支仏国官憲に取次いだという因縁がある。 服部之総『撥陵遠征隊』より引用
  • 朝六時、やけ出されの一家が焼跡を見んとて駅を出る頃、丁度昨夜上京した大さんに出会う、大さんは高田の馬場から生命からがら歩いて来られたところ、よくもめぐりあったとお互いに涙を浮べる。 神谷美恵子『神谷美恵子日記』より引用
  • 次へ »