生あたたかいもの

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  • 汗とは別に生あたたかいものが胸から腹を伝わっていく。 菊地秀行『トレジャー・ハンター06 エイリアン魔界航路』より引用
  • 傷に沿って指をわせていくと、生あたたかいものがあふれてきた。 菊地秀行『幽剣抄』より引用
  • 生あたたかいもので唇をふさがれているような感じだった。 南里征典『麻布憂愁夫人』より引用
  • 肉のちぎれる音がそれに混じり、生あたたかいものが、おれの顔にかかった。 菊地秀行『トレジャー・ハンター16 エイリアン蒼血魔城』より引用
  • 今度は曾田にたいする彼の調子はさらに気味のわるいほど生あたたかいものだった。 野間宏『真空地帯』より引用
  • 光城が刀を下ろしてから頬に触れると、生あたたかいものが良介の指先をあけに染めた。 菊地秀行『幽剣抄』より引用
  • しかもその風呂場には、電燈もなければ蝋燭の火もなく、わずかに差し入る月光で見当をつけてはいるのだが、わたしが最初にその風呂にはいった晩、肩のあたりへ生あたたかいものが触れてきたので、思わず身を固くしてひとみを凝らすと、わたしのすぐ鼻先に大きくて真黒な牛の眼があった。 山崎朋子『サンダカン八番娼館』より引用
  • みなの剣は血にぬらつき、たしかに、返り血らしい生あたたかいものをあびた覚えもある。 林不忘『丹下左膳』より引用
  • そして、すぐ奈良崎の頭へ誰かが斬られたらしい生あたたかいものが、小雨のように降ってきた。 直木三十五『南国太平記』より引用
  • ブリッグスが、そんなゴードスハードの姿を、とがめるように見た時、彼のほおに、生あたたかいものが触れた。 西村京太郎『私を殺しに来た男』より引用
  • 手で探ると、生あたたかいものが触れた。 田中啓文『私立伝奇学園高等学校民俗学研究会その3 天岩屋戸の研究』より引用
  • その乳首を、試しに吸ってみたら、確かに生あたたかいものが滲んだが、意外に水っぽい。 佐木隆三『旅人たちの南十字星(「逃亡射殺」に改題)』より引用
  • 急にあお向かされ、本箱にならんだむつかしい本の背文字がくるぐる廻ったかと思うと、生あたたかいものがおしつけられた。 向田邦子『あ・うん』より引用
  • そのとき、生あたたかいものが流れ落ちた。 大野木寛『ラーゼフォン第03巻』より引用