生々しい感情

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  • 花というものに生々しい感情の存在を覚えたのは、和也ははじめてだった。 吉村達也『ついてくる』より引用
  • 生々しい感情をぶつけてくる貞盛に、鬼王丸は返すべき言葉を持たなかった。 三雲岳斗『カーマロカ 将門異聞』より引用
  • ひどく生々しい感情に触れてしまった思いで、ハリーも拡散しつつあるキノコ雲に目をやった。 福井晴敏『∀ガンダム(上)』より引用
  • なんというか、声の端々はしばしにまで「そんなの絶対にいやっ」という生々しい感情がもっていた。 吉野匠『レイン2 招かれざる帰還』より引用
  • 昔フッた、フラれた、取られた、といった生々しい感情がよみがえってきたりする。 柴門ふみ『恋愛の法則36』より引用
  • 仕事で使うのとは違う、もっと生々しい感情を湛えた瞳がじっと注がれ、やがて外された。 福井晴敏『川の深さは』より引用
  • 出会いから結婚までのいきさつは思い出せても、そこには自分の生々しい感情が欠落している。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • 金属的なコピーの声に、生々しい感情の揺れを聞き取った瞬間、凛子の両腕が激しく粟立った。 九里史生『SAO Web 0402 第四章~第六章』より引用
  • 呟いた士郎は、先ほどの生々しい感情の正体に気付く。 事務狂『fate/stay night 月姫 (TYPE MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』より引用
  • スピーカー越しに、生々しい感情をぶつけるように、流人くんがさけぶ。 野村美月『文学少女シリーズ07 “文学少女”と神に臨む作家 上』より引用
  • しかも、私は、おそらく生れて初めて無遠慮に、率直に、また不用意にさえも、自分が悪に対して懐いているなま々しい感情要するに私が悪や悪の力について描いている心象イメージを言い現わしたことだ。 ベルナノス『田舎司祭の日記』より引用
  • その「ぱッと顔の赤らむ直截な感情である」羞恥とはなんであろうか、ということをこの作者は生々しい感情から扱いえなくて中村光夫さんはこういうふうに論じている、誰それは、というふうに、と羞恥論をやっています。 宮本百合子『一九四六年の文壇』より引用
  • どの場面も強烈な生々しい感情をともなって、リリスの胸をはげしくゆすぶるのだった。 鮎川哲也『りら荘事件』より引用
  • 甲高い轟音ごうもんはガラスや黒板を引っくような物理的に人間の身をすくませるものであり、それなのに大音響だいおんきようの中には人間の生々しい感情が存分に込められていた。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第07巻』より引用
  • 大抵のゲームはアメリカからのログインを許可していないため、アカウントを取るにはそれなりの金と手間が必要となるが、恐らく現実のプレイヤーと年齢的には大差ないのだろう若々しい外見の少年少女たちがガブリエルの武器の下に、生々しい感情の発露とともに絶命していく瞬間の快感は苦労に見合って余りあるものだ。 九里史生『SAO Web 0402 第四章~第六章』より引用
  • 再就役以来の本格的な実戦、それも多くの人的損失を招いた実戦を経験して、ギブニーにはより生々しい感情のうずきがあるのだろう。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 03 赤い彗星』より引用
  • 生々しい感情を口にすることが、ひどく騎央には恥ずかしく思え、少々目線を下に落とす。 神野オキナ『あそびにいくヨ!第01巻』より引用