生々しい夢

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  • 生々しい夢で目が覚め、ハリーは両手を顔にギュッと押しつけていた。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 04a ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上)』より引用
  • それはほとんど毎夜のように起こり、しかも一日中そのことで頭の中が一杯になるほど生々しい夢であった。
  • 玄庵は医師として、想像力の強い子供にはありがちなことだと考えていたが、ある程度大人になってからも生々しい夢をみることはなくならなかったので、それとなく気にしてはいたのだ。 宮部みゆき『かまいたち』より引用
  • 死んだ人びとも次から次へと、湧いてくるおぼろげな記憶に現われるばかりでなく、深く生々なまなましい夢の中でのように彼の肉体の感覚にも訪れてくるのだった。 スティーヴンスン/日高八郎訳『ジーキル博士とハイド氏』より引用
  • それが昨日の生々しい夢のせいなのか、今朝がた有助と交わした会話のせいなのかわからないが、それによって否応なく、十代最後の頃の自分自身と向き合うことになってしまった。 篠田節子『カノン』より引用
  • あらゆる建物は崩れかけ、あらゆる街路樹はその色を失い、あらゆる人々は新鮮な感情や、生々しい夢を捨て去ってしまったように見えた。 村上春樹『国境の南、太陽の西』より引用
  • 今度はなかなか眠れず、やっとうとうとしたかと思うと、隣に健司が寝ている生々しい夢を見て弥生は大量の寝汗をかいた。 桐野夏生『OUT(上)』より引用
  • そのかわりやたらと生々しい夢をみた。 北野勇作『人面町四丁目』より引用
  • 何という生々しい夢だろう。 安部龍太郎『戦国秘譚 神々に告ぐ(上)』より引用
  • 翌朝目覚めたときには、昨晩自分が中州に渡ったことは、どこか現実感に乏しく、生々しい夢をみたのではないかと疑わしく思われた。 篠田節子『レクイエム』より引用
  • まだ読めはしなかったけれど、つづきものの小説を母に読んで聞かせてもらって、現実世界にはないところの、しかしそれよりももっと生々しい夢を生み出す、あの活字というものの不思議な魔力を、あの鼻をくすぐる甘い印刷インキの匂を、むしろ怖いもの見たさの気持で、どんなにか憧れていたことであろう。 江戸川乱歩/紀田順一郎編『江戸川乱歩随筆選』より引用
  • なのに妙に生々しい夢だった。 高橋克彦『火城』より引用
  • 生々しい夢だった。 前薗はるか『痕~きずあと~』より引用
  • やけに生々しい夢だった。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』より引用