生々しい

全て 形容詞
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  • これまでただの一度も、そのような生々しい形で感じたことはなかった。 森瑤子『少し酔って』より引用
  • まだその感覚がからだのその部分に生々しく残ってるようにさえ感じられる。 森村誠一『腐蝕の構造』より引用
  • 鏡を介することで、実際に見ているのとは違った生々しさが感じられた。 神崎京介『禁忌』より引用
  • が、生活の中からせり出して来る生々しい建造物の規模はもっていない。 宮本百合子『バルザックについてのノート』より引用
  • 蔵の中で姉の最後の時を想像すればするほど、その存在を生々しく感じた。 坂東眞砂子『蛇鏡』より引用
  • 初めてではあっても、私の姓はまだあなたのご記憶に生々しいと思います。 森村誠一『虚無の道標』より引用
  • 私が生きるためにはもう生々しいものは必要がないということなのだろうな。 酒見賢一『語り手の事情』より引用
  • 要するにそこに演奏会場の音の生々しさを盗んで来ているからではないか。 五味康祐『五味康祐オーディオ遍歴』より引用
  • 背中には殺したけものから切りとったばかりの生々なまなましい肉を背負っています。 吉田甲子太郎『負けない少年』より引用
  • その言葉に、他巳吉の毒のすべてが、生々しく語られてゐるではないか。 坂口安吾『吹雪物語』より引用
  • やや上にあげるようにしたアリサの顎の下の白い肌がひどく生々しかった。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 10 重層の刻』より引用
  • だが、活字になってみると重々しさも生々しさも口の端とは違いすぎる。 岩井志麻子『黒焦げ美人』より引用
  • さすがの鉄光も唖然あぜんとしてその生々なまなましい日付の上に眼を釘付くぎづけにされた。 横溝正史『殺人暦』より引用
  • 近いから伝統感が記憶として生々しいという理由だけからではない。 戸坂潤『日本文化の特殊性』より引用
  • 彼女が高ぶっている時に漂ってくる甘さの濃い生々しい匂いに包まれた。 神崎京介『密室事情』より引用
  • あなた何か希望を持ちだしたように顔の表情まで生々して来たわ。 岡本かの子『巴里祭』より引用
  • 興奮させられる生々しい夢を見ていて、その途中で目覚めたときのように。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • 当時の鍍金工場の様子やそこで展開される人間模様が生々しく描かれている。
  • 仏様として手を合わせるには、私の中の恭浩の存在はまだ生々しすぎた。 篠田節子『レクイエム』より引用
  • ただ、あまりに生々しい口喧嘩げんかだったので記憶に刻まれていたのである。 高橋克彦『幻少女』より引用
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