甚だよく似

7 の用例 (0.00 秒)
  • その所有物を奪った憎むべき男という感は、つて時雄がその下宿でこの男を見た時の感と甚だよく似ていた。 田山花袋『蒲団』より引用
  • その海軍が、コミュニズムに縁遠く、陸軍の国家改造法案昭和維新の考え方が、ソ連のそれと甚だよく似ていたのは面白いことだと思いますね。 阿川弘之『私記キスカ撤退』より引用
  • 一国の芸術的生産が、現代日本に於ては、殆ど大都市中心に行はれてゐる関係と、娯楽機関の施設が都市、殊にその中央部に蝟集してゐる状態とは、甚だよく似てゐる。 岸田国士『都市文化の危機』より引用
  • 美作の護法実が水を飲んで正気に戻るのとよく似た行法で、狐憑きや犬神憑きの患者や、稲荷下げなどの挙動と甚だよく似ているのである。 喜田貞吉『憑き物系統に関する民族的研究』より引用
  • その表と、それから表の説明として牟礼田が喋った話の内容は、この日から一ヵ月ほど経った四月十四日付の読売新聞の夕刊の記事と甚だよく似ているので、ここでは便宜上、それをそのまま抄出させて貰うことにしよう。 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • また「長瀬誌」の著者は、調査研究の結果、山本勘助に関する伝承の記載がある資材と人名事典による記事内容が甚だよく似ていることから、武将の山本勘助晴幸が山本中納言大江貞奥の後裔であることは史実に近いのでは無いかと述べている。
  • とかいう歌は、それぞれ、万葉の高橋虫麻呂たかはしのむしまろの歌、あるい良寛和尚おしょうの歌とはなはだよく似ている。 阿川弘之『山本五十六』より引用