甚だよくない

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  • これは甚だよくないことはいうまでもない。 寺田寅彦『研究的態度の養成』より引用
  • そして酒の上が甚だよくない。 佐藤垢石『純情狸』より引用
  • 親爺も頑固なら息子も強情だと、信長の機嫌が甚だよくない。 菊池寛『桶狭間合戦』より引用
  • どうもこう云う指やてのひらをむき出しにするのは甚だよくない、此れを眺めているとこの女の全身が見えて来る、詰まり体じゅうがむき出しになっているようなもんだ、この女は素ッぱだかになってテエブルの上に、己の鼻先に寝ているんだ。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • 甚だよくない想像であるが、門前に落ちているはずのないかの兜が、果たして門前に落ちていたとすれば、当夜のどさくさに紛れて何者かが家の内から持出したものではないかと思われる。 岡本綺堂『兜』より引用
  • 姿勢は甚だよくない。 井上靖『私の西域紀行(下)』より引用
  • 甚だよくない言いかただが、男地獄買いという嫌な字と、貴婦人醜行というぬぐえないいとわしい字があるが、それは、他のことで、その時代を書く時に、そんな嫌な言葉を生んだ風潮を弁明して、すべての女性に負わせられた恥辱をそそごう。 長谷川時雨『モルガンお雪』より引用