甘い

全て 形容詞
9,693 の用例 (0.02 秒)
  • そういう点からいって、実はこれまでのここの生活は少しあますぎたんだ。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • ぼくは同人の作品に限りずいぶん点を甘くして評価しているつもりなの。 筒井康隆『大いなる助走』より引用
  • これで戦いを甘く見るようになったら、かえって本人のためにならない。 田中芳樹『銀河英雄伝説 03 雌伏篇』より引用
  • やはり他人ひとの云う通りに世の中は、思うたほど甘いものではないらしい。 夢野久作『名娼満月』より引用
  • 彼女のその甘い香りは、隣に坐っていた時には感じられないものだった。 神崎京介『禁忌』より引用
  • そしてお命じになった全部の品をさし上げたのです、食物や甘いお酒や。 ホメロス/呉茂一訳『オデュッセイア(上)』より引用
  • 何処となく子供らしい甘へるやうな言葉付が彼の心を惹いたのであった。 池宮城積宝『奥間巡査』より引用
  • 園部に会ってみてあたしはあいてを甘く見すぎていたことをしりました。 横溝正史『金田一耕助ファイル16 悪魔の百唇譜 v0.9』より引用
  • これは予想が甘かったと言うよりはこの時の降水量が激しすぎたと見る。
  • ただ花びらに包まれた雌しべの根もとの甘さだけが心に強く残っている。 松井今朝子『辰巳屋疑獄』より引用
  • 将来多数の部下をもつ身が、そのような根性では部下から甘く見られる。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用
  • 画面を見れば何かを思い出せると考えたのですが、甘かったようでした。 小林泰三『玩具修理者』より引用
  • それはな、俺は人間の記憶力というものを甘くみていたということなんだ。 大崎善生『パイロットフィッシュ』より引用
  • 第二に女の世の中は今の男の世の中ほど、女に甘いはずはありませんから。 芥川竜之介『二人小町』より引用
  • ですから、ちょっと頭の甘そうなこの子にも簡単に覚えられたはずです。 工藤久代『ワルシャワ猫物語』より引用
  • しかし、非常の際は許されるのではないかというくらいに甘く考えていた。 山口瞳『人殺し(下)』より引用
  • 代助の言葉には、普通の愛人の用いる様な甘い文彩あやを含んでいなかった。 夏目漱石『それから』より引用
  • 他人は皆自分の親を甘すぎるといって非難するほど自分を傾愛してくれる。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • どうやら、この死ぬことを知らぬパイトン人を甘く見すぎていたようだ。 R・E・ハワード『征服王コナン』より引用
  • 彼はもう二度と彼の唇の上に置かれた彼女の唇の甘さを味うことはないだろう! レニエ『燃え上る青春』より引用
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