瑰偉
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名詞
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凡そ外國の人などの此境を來り訪ふものは、これをその曾て見し所の景に比べて、或は勝れりとし或は劣れりともするなるべし。足本國の外を踐まざる我徒に至りては、只だその瑰偉珍奇なるがために魂を褫はれぬれば、今復たその髣髴をだに語ることを得ざるならん。素とわれは山水の語ることを得べきや否やを疑ふものなり。
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これより前、太孫の儲位に即くや、太祖太孫を愛せざるにあらずと雖も、太孫の人となり仁孝聡頴にして、学を好み書を読むことはこれ有り、然も勇壮果決の意気は甚だ欠く。此を以て太祖の詩を賦せしむるごとに、其詩婉美柔弱、豪壮瑰偉の処無く、太祖多く喜ばず。一日太孫をして詞句の属対をなさしめしに、大に旨に称わず、復び以て燕王棣に命ぜられけるに、燕王の語は乃ち佳なりけり。
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