玉貝
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名詞
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金髪のほうは一見してポーリンやドリスの同胞とわかった。細く濃い眉、長い睫毛、格好よいとがった鼻、引き締った口元の薄紅色の唇、肌は玉貝か乳色の琥珀のようで髭もないのだが、やはり男の顔である。亜麻色の髪をしたほうは、単に美男子という点では前者に劣るかも知れないがそれだけ個性的な顔立で、しかも若さにあふれていた。
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羽織っていたらしい紫色の光る不思議な毛皮のケープが脱げて、海水着のような、乳房から腿の付根までを包むだけの簡単着しか身についていなかった。玉貝のように透き通った下に血色のいい薄桃色の肌、隆起した胸、締った| 腰 《ウエスト》と豊満な臀とを連ねる成熟した女体の曲線、それらがじかに麟一郎の目を挑発するのだった。
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