猪突猛進する

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  • その先に待っているはずのものに、勢いで猪突猛進ちょとつもうしんしたいものでしょう。 今野緒雪『マリア様がみてる 12 子羊たちの休暇』より引用
  • 歴代艦長、司令官の中でも猪突猛進する傾向は一番かもしれない。
  • 創業者の性格が猪突猛進するドン・キホーテに似ていた事が店名の由来である。
  • いずれにしても、野蛮で猪突猛進する極めてナイーフな謙虚と純粋とがそこにあつた。 中野重治『室生犀星』より引用
  • たとえ猪突猛進して犬釘に体当たりするようなことになるとしても、これから彼女のいうままに、彼女と合体しようと思った。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書1』より引用
  • たった一人で階段まで猪突猛進する柔道部の元部長とか、三人同時に逃げ出すというチームワークを見せた謎の一年生とか、敵ながらなかなかに手ごわかったらしい。 奈須きのこ『歌月十夜 01 本編』より引用
  • 同時代の人々からは、関羽の武勇は張飛と並んで一万の敵に相当するといわれているが、一方では、「自分の勇名を恃んで猪突猛進し、しばしば兵を失う」という批判もあった。
  • 「彼なら猪突猛進してくれるでしょう」ケネーシュも賛成する。 森岡浩之『星界シリーズ 星界の戦旗 02 守るべきもの』より引用
  • 日本の兵士も、第一回目のように猪突猛進ちよとつもうしんするだけでなく、跳躍ちようやく前進しつつ、わずかなくぼみを見つけては身を伏せ、烈しい小銃射撃しようじゆうしやげきを加えた。 光瀬龍『所は何処、水師営 SF西郷隆盛と日露戦争』より引用
  • 物事をトップダウンで決めようにも、判断材料があまりにも乏しすぎ、結果的にはバブル景気は永遠に続くと信じ、合議制の名のもとに猪突猛進してしまった。 佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』より引用
  • しかし、イタリア人は自分を省みず、ドン・キホーテのごとく、自分がイイと思った女性に猪突猛進する。 田丸公美子『パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記』より引用
  • つい猪突猛進してみずから墓穴を掘る大失敗は何度も重ねてきたけれど、とはいえ、こと「道具」についてはいっかな反省のない私である。 平松洋子『アジア おいしい話』より引用
  • このことは、日本軍の軍紀が、冷静な状況判断に基づいて最善の行動を選ぶ努力ではなく、ただ無条件に服従し猪突猛進する習性を軸として成り立っていた事実と、同じ根から出ていると思われる。 吉田満『戦中派の死生観』より引用
  • 戦前の日本の政党は政友会と民政党の二大保守党の争いが泥沼化して、そこを軍部につけこまれて軍部独裁となり、その結果戦争へ猪突猛進しはじめたので、国民が独裁についていまも拒否反応を示すのはむりもない。 山田風太郎『死言状』より引用
  • してその話題とは何であったか、また彼が愛の燃え立つ繁みのなかへ、どう猪突猛進して参ったか、乞う、次に説くところを聞きねかし。 バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第三輯)』より引用
  • 思い込んだら、しばらくは猪突猛進するけれど、あるところでふっとスピードがゆるんでしまう。 岸本葉子『マンション買って部屋づくり』より引用
  • しかし、ノズドリョーフが要塞に猪突猛進ちよとつもうしんする向こう見ずな逆上した中尉さながらであったにしても、突進される要塞のほうは、とても難攻不落には見えそうもなかった。 ゴーゴリ/工藤精一郎訳『死せる魂』より引用
  • 好きこのんで猪突猛進することはない。 エディングス『エレニア記4 永遠の怪物』より引用
  • そのまた部下というのが、ときには猪突猛進ちょとつもうしんすることもあったが、つねに略奪暴行、はしにも棒にもかからぬ手合いであった。 モーパッサン/木村庄三郎訳『脂肪の塊・テリエ楼』より引用
  • 一〇年若ければ、情熱と血気にまかせて猪突猛進する。 田中芳樹『タイタニア1 疾風篇』より引用