狭い

全て 形容詞
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  • 暗くて狭いそんな場所に、二人肩を寄せ合っているのは妙な気分だった。 佐野良二『尾なし犬』より引用
  • それは実際、ただ下の暗くて狭い女中部屋から生まれた夢にすぎないよ。 原田義人『城』より引用
  • ところが狭く深くなると前に云うた御医者のようにそれができなくなる。 夏目漱石『文芸の哲学的基礎』より引用
  • 黒と言っていいほどに濃い色をした、魅力のない砂の、狭い海岸だった。 片岡義男『夏と少年の短篇』より引用
  • タケシ君も一緒に入ったんですがそんなに狭そうにはしてませんでした。 宮谷シュンジ『絶望の世界 4狭間の世界 ボクの日記』より引用
  • 狭い階段をいくつも上っていちばん高い所にB君の質素な家庭があった。 寺田寅彦『異郷』より引用
  • り切ったところが狭い廊下になっていて、そこにだだっぴろへやがある。 海野十三『麻雀殺人事件』より引用
  • 狭い田舎の町では、お庄は姿なりが人の目に立って、長くもいられなかった。 徳田秋声『足迹』より引用
  • 狭い町の取沙汰が思ひやられ、少年は眼の色かへていきどうつてゐるのだつた。 小寺菊子『父の帰宅』より引用
  • そしてその変化は、交通の範囲が狭いだけそれだけ多かるべき訳である。 喜田貞吉『特殊部落の言語』より引用
  • 階段も狭くなっているので二人並んでやっと通れるぐらいの幅しかない。 吉田知子『無明長夜』より引用
  • そしてごく狭い意味での僕等の団体とは直接に何の関係もなかった。 大杉栄『日本脱出記』より引用
  • 鶴見の席は卓の幅の狭い側面を一人で占めることになっているのである。 蒲原有明『夢は呼び交す』より引用
  • 家は狭くてきれいじゃなかったけど、そういう環境は嫌いじゃなかった。 井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』より引用
  • 田舎いなか風の屋造やづくりのことで、裏口から狭い庭を通って、表の方へ抜けられる。 島崎藤村『家』より引用
  • 内部はわれわれの組合の独房とほとんど変わらないくらいの狭さだった。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書1』より引用
  • おまえのように外を狭く使っている者は、稀にこのような場を形成する。 奈須きのこ『歌月十夜 01 本編』より引用
  • これを知った田狭は、新羅と内密に通じて帰国しなかったというのです。 高木彬光『古代天皇の秘密』より引用
  • このほか、駅の東側は古くからの商店や住宅が所狭しと軒を連ねている。
  • 施療院は、狭い低い二階建ての建物で、小さな庭が一つあるきりだった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
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