狡い

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  • そして、もっと狡いことには、私はまだ何の意志表示をもしてはいない。 石川達三『充たされた生活』より引用
  • 留学生だか何だか知らないが、自分は小狡い若い女とはわけが違うのだ。 林真理子『不機嫌な果実』より引用
  • ずるいかもしれないが、そのほうが彼女にとってもいいことだと思った。 神崎京介『密室事情』より引用
  • だのにクラスの者の前で狡い奴だなどと言われ、罰棒を喰わされたりして。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • 私は狡く聞こえぬふうを装って、眠りとの戯れの中に、身を委ねていた。 外村繁『夢幻泡影』より引用
  • こんなこすいことをしてゐる、よく花客とくいが知らずにゐるな、と言つた。 長谷川時雨『佃のわたし』より引用
  • その隙間の分だけ飯を節約してあるわけだと、狡いやり方に感心した。 織田作之助『世相』より引用
  • 労働する者は長い労働の体験から教わっているずるい体の使い方を知っている。 吉川英治『新書太閤記(二)』より引用
  • こういうボーイ、どこかコソ狡いくせにヌケた人間を私は嫌いではない。 遠藤周作『ぐうたら人間学』より引用
  • ぼくのずるいところは、それを知っているくせに知らないふりをしていることだと思う。 吉田修一『最後の息子』より引用
  • 二人ともずるくなかったと言った方がいいのかもしれない。 辻井喬『いつもと同じ春』より引用
  • が、しかし、小狡こずるく目を光らせて親孝行屋の言うことに耳を貸している。 井上ひさし『雨』より引用
  • 神々はいつでも狡い、そして推量のつかない目的達成法を知っている。 ロンドン/山本政喜訳『白い牙』より引用
  • 今までならば間違いなく、セックスしたいと口にしない狡い女だと思っただろう。 神崎京介『禁忌』より引用
  • ブラジル人の血が流れているというのに、ずるいこともできない。 野沢尚『龍時(リュウジ)03―04』より引用
  • 彼はなかなかずるい男でしたので、いろいろな方法で、この事件の調査をしました。 ボッカッチョ/柏熊達生訳『デカメロン(上)』より引用
  • さっきまでの理知的で感じのいい少女から、小狡いような目つきに変わっていた。 貴志祐介『十三番目の人格 ISOLA』より引用
  • 日頃のずるい心も不平も、このときはどこかへ投げやった人間のみになっていた。 吉川英治『新書太閤記(七)』より引用
  • 狡い奴だからおそらく大きな手抜かりするようなことはあるまい。 クイーン/石川年訳『ローマ劇場毒殺事件』より引用
  • ずるいようでも浅はかな女房は、どうやら彼の掛け罠にかかったらしい。 岡本綺堂『小坂部姫』より引用
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狡い の使われ方