狂おしい

全て 形容詞
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  • 自分の身体の中にある狂おしいもののために、人は、山に登るのである。 夢枕獏『神々の山嶺 下』より引用
  • かれの下にあるその水という考えは、心を狂おしくさせることだった。 ハーバート『デューン・砂の惑星3』より引用
  • それと比例して、彼女は狂おしいような理不尽な恐怖を感じ始めていた。 貴志祐介『十三番目の人格 ISOLA』より引用
  • ありとあらゆる種類の狂おしい考えがわれらの主人公の頭にひしめいた。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(上)』より引用
  • 情愛どころか、それが狂おしいまでもの愛情に変わっていったとしたら? 小池真理子『彼女が愛した男』より引用
  • そんな良を狂おしく愛さずにはいられぬことは滝にはわかっている。 栗本薫『真夜中の天使1』より引用
  • そんなに狂おしいほどの気持ちになろうとは夢にも思っていませんでしたね。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(下)』より引用
  • そのあかりが二人の男を狂おしいばかりに昂奮させているようだった。 ディック/仁賀克雄訳『宇宙の操り人形』より引用
  • あとは、狂おしいばかりに笑いさんざめく人形の首たちの饗宴きようえんとなった。 荒俣宏『帝都物語6』より引用
  • と畳をけって襟をひろげ天に地に叫び上げたいもの狂おしい心持である。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • そして狂おしいほどの情熱を傾けて、百合枝を自分のものにしようとした。 横溝正史『蝶々殺人事件』より引用
  • もうこれ以上我慢できない、一瞬でもじっとしていられないと狂おしいほどに。 塚本晋也『悪夢探偵』より引用
  • 結局この狂おしい不快感は、私自身にしか理解できない個人的なものなのだ。 原田宗典『どこにもない短篇集』より引用
  • 置いていかれることを察した犬が、後ろ足で立って狂おしく吠えたてた。 桐野夏生『OUT(上)』より引用
  • 自ら死を選ばねばならないほどのくるおしいもの、それのなんと残酷ざんこくなことか。 乙一『きみにしか聞こえない CALLING YOU』より引用
  • 乾いた音を立て、狂おしいばかりの速度で全身に新しい血液を配布する。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • かれらは狂おしいほどにごったがえした騒ぎの中に、ジャミスを隠した。 ハーバート『デューン・砂の惑星3』より引用
  • その目は王を通りこして、そのまうしろの夜空を狂おしく凝視している。 栗本薫『グイン・サーガ外伝 001 七人の魔道師』より引用
  • 僕は目の前に横たわっている女を、発光体を、狂おしいほどに愛していた。 金城一紀『GO』より引用
  • そこもふくめて検算する必要があるのは当然であったが、くるおしいまでに面倒だ。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録・奮闘編05 最後の宝貝』より引用
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