状態に在る

35 の用例 (0.00 秒)
  • 彼は、たしかに或る異様な心理状態に在ったが、ただ在ったのではない。 小林秀雄『考えるヒント 2』より引用
  • あらゆる強力なものからの催眠術にいつでも引っかかるような状態に在る。 三好十郎『恐怖の季節』より引用
  • 大体、外で精神の解放状態に在る時の半分弱くらいの量しかここには入れん。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ02 金狼の住処』より引用
  • 痛みで脳が働かず、自分が絶体絶命の状態に在る事を忘れてしまっていたのだ。 成田良悟『baccano! 1931 特急編 The Grand Punk Railroad』より引用
  • 彼女等が如何に深刻な状態に在るのかは既に彼も聞き及んでいる。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 第2話』より引用
  • 彼女の心が最も悪い状態に在るのを彼は知った。 豊島与志雄『二つの途』より引用
  • こんな有利な状態に在って如水ほどの外交家が媾和を持ちかける筈はない。 菊池寛『日本武将譚』より引用
  • 階段を駆け上がる間は収納状態に在った背中の単身楽団を、改めて展開する。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 01 ウェイワード・クリムゾン』より引用
  • やがて障子のかげから無邪気な笑顔を現わしたときには、相手のからだは意のままになる状態に在るであろう。 太宰治『玩具』より引用
  • 私は睡眠状態に在る時の外は絶えず私の腦髓を苦めて居ます。 長塚節『教師』より引用
  • 刑事訴訟法第480条では心神喪失の状態に在るときは、その状態が回復するまで刑の執行を停止することが規定されている。
  • 人類に限らず他の動物でも植物でも、長く同一状態に在る時は、衰斃枯凋を來す道理が有る。 幸田露伴『努力論』より引用
  • その新司偵はタイヤも完全であり、飛び立つばかりの状態に在った。 城山三郎『忘れ得ぬ翼』より引用
  • 私は遊離した状態に在る過去を現在と対立させて、その比較の上に個性の座位を造ろうとするうつろな企てにはき果てたのだ。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 彼女も彼と同様の放心状態に在った。 宮本百合子『美しき月夜』より引用
  • 然るに事實は之と正反對で、日本人は彼等が西洋の或民族を理解して居る程度にすら支那人を理解し得ず、又西洋の或國民、譬へば英吉利人の一部が支那人を理解して居る程度にすら、日本人は支那人を理解し得ない状態に在る。 橘樸『支那を識るの途』より引用
  • しかし時代の流れが速く選択の幅が広い現代社会では確固とした育児目標が持てない親は、ガイドラインを失い不安な状態に在る。
  • かかる人間的と怪物的との境界を定むるものは、ノルマルな状態に在るノルマルな人の心である。 豊島与志雄『ヒューメーンということに就て』より引用
  • 反対の或る一部は、まるで無感覚な状態に在る。 宮本百合子『アワァビット』より引用
  • 併し乍ら、キリスト教の正義は全ての人が時間的に、同等な生活状態に在るという事を目標にしてはおりませぬ。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
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