牽強付会

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  • 道徳的行為が認識だというのは牽強付会だと云うかも知れぬ。 戸坂潤『認識論とは何か』より引用
  • これはあるいは多少牽強付会けんきょうふかいの説と見られるかもしれないがしかしとにかく一応こういう説も立て得られるということは事実であろうと思われる。 寺田寅彦『俳句の精神』より引用
  • 中には牽強付会けんきようふかいとすら思われるものも少なくない。 藤村由加『人麻呂の暗号』より引用
  • こういう主張は可なり乱暴にも見えるし、又牽強付会にも見えよう。 戸坂潤『哲学の現代的意義』より引用
  • 牽強付会は、出鱈目が歴史的認識などをかりて学究的になったものに他ならないだろう。 戸坂潤『再び科学的精神について』より引用
  • 柳士郎=犯人説を主張したいがために、利吉についてのみ別の犯人がいるとするのは牽強付会けんきょうふかいというものではないか。 綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』より引用
  • 放火犯が消防分署の管轄を意識してるだなんて、ちょっと牽強付会けんきょうふかいに思えた。 米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件〈下〉』より引用
  • 要するに、何の関係もない人物の間でも、牽強付会な解釈で関係性を見出すのはたやすいという事である。
  • たとえばロシア映画のあるものは前者の類型であり、アメリカ映画のあるものは後者の仲間であると言ってもそうはなはだしい牽強付会けんきょうふかいではあるまいと思われる。 寺田寅彦『俳諧瑣談』より引用
  • この私の推論は牽強付会けんきようふかいに過ぎるといわれるかもしれないが、しかし江原さんの霊視が四百年前の歴史をかすっていることだけは間違いなさそうだ。 佐藤愛子『冥途のお客』より引用
  • 現在から見ると俗説や五行説等に基づく牽強付会で解説している部分もあるが、新たな研究成果でその誤謬は修正されつつも、現在でもその価値は減じていない。
  • 一方でこの記述は「春に耕し秋に収穫するのを一年と大ざっぱに考えている」と述べているだけで、この記述をもって史書に記された年数を勝手に二倍に解釈するのは牽強付会との意見もある。
  • 他の事例は、十進法での計算や端数の無視、現代の暦を古代の暦と同期させるような牽強付会の結果である。
  • しかしながらもう一方において、これらの寓喩的解釈を牽強付会であるとして、油についての象徴的解釈を認めない立場も存在する。
  • というのは前には盛んに仏教が行われて居ったのであるから、その原因によって他日また仏教が行われるようになるであろうと、いわゆる正因正果しょういんしょうかの道理を用い過ごして牽強付会けんきょうふかいの説を考え出したのです。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • その牽強付会ぶりは、自らそれを主導してきた宋基豪ですら「もし渤海人たちが聞いたら泣いてしまうだろう」と自嘲するほどである。
  • 上述されている通り多分に人種イデオロギーな思想を含んでいる分類であり、その妥当性を主張する理論は矛盾や破綻、牽強付会に満ちている部分が多かった。
  • しかも牽強付会される個々のタームは極めて実証的な引例や経験に基いているというわけだ。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • ツゲ事務所を非難する為の糸口さえ在れば、後は牽強付会に持論を提示するだけでいいのだ。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 04 ストラグル・クリムゾン』より引用
  • それらに対し、本書はあくまで古文書を編年順に並べることを主眼としており、藩の御用学者による牽強付会が入っていないところに特色がある。
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