物足りない

全て 形容詞
723 の用例 (0.01 秒)
  • 鏡の中の自分の姿を眺めながら、何か物足りない気がしてならなかった。 森瑤子『別れ上手』より引用
  • 嫂もまた代助の気がつくほど物足りないそぶりは見せたことがなかった。 夏目漱石『それから』より引用
  • だがいつまでも五本の指をしっかりと固定されたままでも物足りない。 林真理子『不機嫌な果実』より引用
  • あんなにも強く物足りない気持をおぼえさせていたのは、海だったのだ。 モーパッサン/新庄嘉章訳『女の一生』より引用
  • それで物足りないのなら戦術空軍の空技飛行隊に協力してもらえばいい。 神林長平『戦闘妖精・雪風(改)』より引用
  • だとしたらなんの変わったこともないと知って物足りなかったかもしれない。 竹下節子『パリのマリア』より引用
  • 彼は自分自身に、ある大きな物足りなさを感じはじめていたのである。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • いつも面倒を起こす母がいなくなってから、物足りなく思っていただろう? 白瀬修『おと×まほ 第01巻』より引用
  • バランス的には問題ないのだろうが、今の伊央には物足りない量である。 藤村裕香『ヴァニラな花嫁くん』より引用
  • ただほわんとそこにいるだけでは物足りないということなのかもしれない。 雫井脩介『クローズド・ノート』より引用
  • それと同時に、物足りないようなまた済まないような気持になるのです。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 勢いのまま、それだけでは物足りなくなったらしく、指を動員してくる。 南里征典『赤坂哀愁夫人』より引用
  • けれども、いなくなって見ると、一種異様の淋しさと物足りなさがある。 宮本百合子『禰宜様宮田』より引用
  • 食事が物足りなさそうにでも見えたのか、くれるというつもりらしい。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第19巻 月なき夜は鏡の国でつかまえて』より引用
  • 彼女は少し物足りなさそうな顔をしたが、それ以上は聞いてこない。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 第1話』より引用
  • それにしては現実の背景が少し貧弱で、何か物足りない感じであった。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • 次郎は、それを物足りなく感じながらも、少しも不服には思わなかった。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 誠吉は気の弱い子で、次郎の遊び相手としてはすこぶる物足りなかった。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • その後は普通の会社員として物足りない毎日を送ることになった。
  • 普通に美しいと云っただけでは、物足りないような美しさであった。 国枝史郎『八ヶ嶽の魔神』より引用
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