物見高い

全て 形容詞
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  • 今の二人が、物見高い奥さんたちの目にどう映ったか、考えるまでもない。 赤川次郎『静かなる良人』より引用
  • 息子は同級生たちに電話をかけ、まもなく物見高い連中が何人か集まった。 阿佐田哲也『先天性極楽伝』より引用
  • そのため江戸市中の大評判となり、物見高い見物客が押すな押すなの騒ぎ。 西沢爽『雑学猥学』より引用
  • うわさの葵を見にきた物見高い都会人や記者たちの数も馬鹿にならない。 吉田知子『無明長夜』より引用
  • おそらく19世紀中に石によじ登った物見高い見物客が増えたためであろう。
  • みやこ近くの人々は現代でも物見ものみ高いのであるが、この時代は娯楽ごらくが少ないのである。 海音寺潮五郎『天と地と(四)』より引用
  • 北二丁目二九二九番地の家の周囲には、田舎のことだが、物見高い。 牧逸馬『アリゾナの女虎』より引用
  • そのときにはもう、物見高い近所の人たちが窓ぎわに乗り出していた。 ラディゲ/江口清訳『肉体の悪魔』より引用
  • 物見高い女性の買物客たちが何人か手を伸ばしたがケープには届かなかった。 ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』より引用
  • そのときは物見高い六人の運転手が固唾かたずんでじっと見ていた。 フィッツジェラルド/大貫三郎訳『華麗なるギャツビー』より引用
  • 馬籠の宿場の中央にある高札場こうさつばのところには物見高い村の人たちが集まった。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • しかしそれは不隠の形勢ではなく、ただ物見高く集まっていたようであった。 巖谷大四『懐しき文士たち 昭和篇』より引用
  • それを私がスケッチしはじめると、物見高い子供や大人がよって来る。 上村松園『余齢初旅』より引用
  • あなたのように物見高い人間はない、とやっつけたいような主任の顔だった。 松本清張『球形の荒野 新装版(下)』より引用
  • これを見物しようと、物見高い野次馬が日本全国から集まるのも事実である。 梅原克文『カムナビ(下)』より引用
  • 宮一がよく連れて行ってくれた京橋の西洋料理屋の二階には、物見高い六高の学生達が集まっていた。 岩井志麻子『岡山女』より引用
  • そこで京都では、物見高い人の目につかないように、彼女を隠すようにつとめた。 ハーン/田代三千稔訳『怪談・奇談』より引用
  • 郷里に帰るものの習いで、私は村の人たちや子供たちの物見高い目を避けたかった。 島崎藤村『嵐』より引用
  • その下に立って物見高くながめている人々もあった。 島崎藤村『破戒』より引用
  • 戸口には物見高い連中が数人寄り集まってきた。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(中)』より引用
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