物見遊山

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  • そして物見遊山気分で見聞したことをナポレオン皇帝に伝えたのですよ。 アレクサンドル・デュマ/乾野実歩訳『リシャール大尉』より引用
  • それはともかく、このときの象山の浦賀行は物見遊山などではなかった。 松本健一『われに万古の心あり』より引用
  • もちろん幸介が怪我を押して、この場に来たのは物見遊山ものみゆさんなどではないのだ。 梅原克文『カムナビ(下)』より引用
  • 父親は自分が決めた年齢に達しないうちは、いかなる物見遊山ものみゆさんも許さないのだった。 モーパッサン/新庄嘉章訳『女の一生』より引用
  • 主人は物見遊山で温泉地に逗留とうりゆうしているわけじゃないんですよ。 佐竹一彦『よそ者』より引用
  • そうしたところへ、健康な人間が物見遊山に来るはずはなかった。 笹沢左保『雪に花散る奥州路』より引用
  • おおすみがこんな中東に進出してきたのは、ただの物見遊山ではない。 九条公人『輸送艦おおすみ戦記』より引用
  • 物見遊山の旅ではない、ということは、すぐその翌日に思い知らされました。 山田風太郎『魔群の通過』より引用
  • あれを連れていくのがわしの務めだ、物見遊山ではないぞ。 ダンテ/三浦逸雄訳『神曲(第一部) 地獄篇』より引用
  • しかし、おれは物見遊山にやってきたのではない、と丹那は反省した。 鮎川哲也『戌神はなにを見たか』より引用
  • 物見遊山の、美衣美食のと夢にさへ見たことがあるかどうか頗る怪しいものだ。 若山牧水『一家』より引用
  • 役人たちが村へやって来たり、城へ帰って行ったりするのは、なにも物見遊山ものみゆさんじゃないんです。 カフカ/谷友幸訳『城(下)』より引用
  • 節倹をせねばならぬというので、家族は物見遊山に出なかった。 内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』より引用
  • 小さく驚いたような声を出したが、物見遊山ではないから、旅の者は鉄釜の脇で足を止めはしなかった。 畠中恵『うそうそ』より引用
  • となると、亭主がどこかへ連れて行ってくれない限り、物見遊山には出かけられない。 平岩弓枝『御宿かわせみ 22 清姫おりょう』より引用
  • しかし、日本人の信教には物見遊山のような要素が多いようだ。 坂口安吾『安吾巷談』より引用
  • 確認し直すまでもなく、こんな遠くまで高梨も物見遊山にやって来たわけではないのだ。 樋口有介『苦い雨』より引用
  • 物見遊山ものみゆさんに出かけるのではあるまいし、もしそうなら艦長を辞退すればよい。 高橋克彦『火城』より引用
  • 宗一郎は引退の心の準備もなく、なかば物見遊山気分で羽田を飛び立った。 佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(上)』より引用
  • わしは物見遊山など派手なことをするよりも、こういう不幸な人たちの中に混じっているのが好きなんですわ。 石坂洋次郎『陽のあたる坂道』より引用
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