物珍しい

全て 形容詞
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  • ところが、母はまもなく近所の人から、物珍しげな笑い者にされていた。 吉川英治『忘れ残りの記』より引用
  • 高級品やら一級品やらを見慣みなれている彼女には物珍ものめずらしくうつるのだろうか。 鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 04』より引用
  • 耕助は渡り廊下の腰板にもたれて、物珍しげな眼でそとをながめている。 横溝正史『金田一耕助ファイル03 獄門島』より引用
  • とはいっても、あたしの目から見ると物珍ものめずらしいものなんてなんにもない。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第03巻』より引用
  • 物珍しさから一時は大ブームとなり、三大都市圏にその店舗網を広げた。
  • 兄の音楽を理解してはいなかったが、それを物珍しそうにいていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • それまで物珍しそうに室内を見回していた香川が、あわててやって来た。 日明恩『埋み火』より引用
  • 貰ったばかりで物珍しくてさ、お母さんのドレッサーに入れてみたんだ。 日明恩『埋み火』より引用
  • しばらくは彼らの知性を満足させるような物珍しい出来事はありそうもない。 オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(下)』より引用
  • 母とあによめは物珍しそうに窓の外をながめて、田舎いなかめいた景色けしきを賞し合った。 夏目漱石『行人』より引用
  • 自動車は物珍しい長崎の町をくねくねと幾度か曲がりつつ進んでいった。 横溝正史『悪魔の家』より引用
  • いつのまにか、四人の幼い男の子たちが物珍しげな顔で集まっていた。 今邑彩『蛇神』より引用
  • 物珍しさに目を奪われていると、ネルは妙に感心した様子でうなずいた。 定金伸治『ユーフォリ・テクニカ王立技術院物語』より引用
  • 部屋に入ると、石沢はワンルームの室内を、物珍しげに見まわしていた。 勝目梓『私設断頭台』より引用
  • お上りさん丸だしだと思うのだがどうにも物珍しさを抑え切れないのだ。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える1』より引用
  • 雲の往来ゆききするにつれて山の色の変るのが非常に物珍しく思われたのであった。 永井荷風『十六、七のころ』より引用
  • 野田は死体のそばに落ちていた二式テラ銃狙撃タイプを物珍し気に触れた。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 3) 角のロワイヤル』より引用
  • 物珍しげに珠晶と頑丘がんきゅうのほうを見る人垣の間から利広りこうが手を振っていた。 小野不由美『十二国記 08 図南の翼 小野不由美』より引用
  • 何が物珍しいのだと言わんばかりの表情で、音楽に合わせて身体を揺すった。 帚木蓬生『受精』より引用
  • ぼくらは自分らの家庭に一人の異国人が加わった事に異常な興味と物珍しさを覚えた。 吉川英治『忘れ残りの記』より引用
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