物すごい

全て 形容詞
219 の用例 (0.00 秒)
  • その光が運命の物すごさをもって海上に長く尾を引きながら消えて行く。 有島武郎『生まれいずる悩み』より引用
  • 一匹が物すごいうめき声を発して平べったい大頭をがっくり地に落した。 ドイル/永井淳訳『失われた世界』より引用
  • しかも、その片腿には槍の突き傷とも見えるひっつりまである物すごさ。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • ただもう動物的な恐怖きょうふといおうか、物すごい悲鳴が、書斎から聞こえた。 スティーヴンスン『ジーキル博士とハイド氏』より引用
  • ガラスは二、三枚物まいものすごい音してくだけ窓はわくのまま外へ落ちました。 宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』より引用
  • ガラスは二三枚物すごい音してくだけ窓はわくのまま外へ落ちました。 宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』より引用
  • その悲鳴の物すごさに、純之進は思わず声を立て、人を呼ぼうとした。 江見水蔭『丹那山の怪』より引用
  • おまけに、車の物すごいスピードにすっかりきもをつぶしてしまっていた。 クリスティ/一ノ瀬直二訳『秘密組織』より引用
  • この不運な冒険は、アーンショーを物すごくおこらせてしまったのです。 エミリー・ブロンテ/田中西二郎訳『嵐が丘』より引用
  • そしてたき火の残りのくすぶるそばには、見るも物すごい血の池がある。 ドイル/延原謙訳『失われた世界』より引用
  • 金属棒から、物すごいショックが、一瞬に伝わって来たのだった。 高木彬光『妖術師』より引用
  • 赤ん坊は皆にふまれそうになるんで、物すごく敏捷びんしよういまわってるわ。 三浦綾子『病めるときも』より引用
  • 首は物すごい力でしめつけられたため、板きれのようにこっている。 ドイル/永井淳訳『失われた世界』より引用
  • その物すごい雨量のおかげで全山神代杉の巨木が密林をなしているそうだ。 坂口安吾『フシギな女』より引用
  • それに今から考えてみると、僕は興奮のために、きっと物すごい表情をしていたに違いありませんよ。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • 彼は物すごい勢いで書いていたので鉛筆を折ってしまいました。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・内田庶・中尾明訳『シャーロック・ホームズ全集(下)』より引用
  • ガラガラと物すごいひびきを立てて二つのからだがゆかの上にころがった。 横溝正史『白蝋仮面』より引用
  • しかしキャシィは物すごい笑い声をたてて、そのまま駈け上がっていった。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(下)』より引用
  • あの物すごい騒ぎが問題の河合卓也邸に起こったのは、その夜の十二時すぎのことだった。 横溝正史『殺人暦』より引用
  • 大佐の顔がその時、悪魔のように物すごく笑っているのが彼の網膜に鋭く焼きついたのだった。 横溝正史『塙侯爵一家』より引用
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