物々しい

全て 形容詞
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  • 城内は兵も動員されているらしく戦争前のような物々しさである。 仁木英之『僕僕先生』より引用
  • 口をあけ、物々しげに前方を見すえて、顔一面すべて恐怖という表情である。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・内田庶・中尾明訳『シャーロック・ホームズ全集(下)』より引用
  • 物々しい門を抜けるとすぐに鬱蒼と茂っている熱帯性の竹が見えてきます。 森見登美彦『美女と竹林』より引用
  • だが大型で何処か物々しい印象のその卓は彼女に似つかわしくない様な気がした。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 02 ロマンティック・クリムゾン』より引用
  • 町はだんだん暮近くなつてくると何処どこか物々しくなつてくる。 芥川竜之介『一番気乗のする時』より引用
  • 気がつくと、私が無意識に掴まつてゐたのは、物々しい機銃の脚であつた。 岸田国士『従軍五十日』より引用
  • 開会前の物々しい警戒の雰囲気にかかわらず、集会はことなく終った。 宮本百合子『道標』より引用
  • 着ているものといえば、これまた物々しく野暮ったいものであった。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • こんな物々しい考え方もしてみたいのだろうが、ムダなことだよ。 坂口安吾『安吾巷談』より引用
  • その周囲を五六人の警官が物々しく取巻いて、銀次の陳述に耳を傾けていた。 夢野久作『骸骨の黒穂』より引用
  • なかなかの構えですが、店中は物々しくも緊張しております。 野村胡堂『銭形平次捕物控 04』より引用
  • その装備軍装は、どこの所属の隊を見ても、物々しいばかりだった。 吉川英治『三国志』より引用
  • そんな話の最中に、障子一重の入口に物々しく訪れる声がしました。 野村胡堂『銭形平次捕物控 15』より引用
  • 人々は、眉をひらきながらも、高氏の姿をめぐって、物々しく訊ねあった。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 長瀬が、物々しい態度で意志を暴発させたそうにしていたので、発言を待つ。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 02 善意の指針は悪意』より引用
  • まだロープこそ張られてはいないが、いかにも物々しい雰囲気だった。 五十嵐貴久『土井徹先生の診療事件簿』より引用
  • だれが考えた言葉かしらないが、実に物々しい表現だと思う。 東海林さだお『東京ブチブチ日記』より引用
  • その物々しさが、天変のあった直後だけにことさらただごとでなく思われる。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 以前は物々しい服装であったが、これはその当時のハンセン病への理解が関係している。
  • 前おきが物々しくなったが、それは外国料理をほとんど味わえなかったことである。 星新一『きまぐれ星のメモ』より引用
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