物々しいもの

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  • 大坂城からの退去の際、片桐家の兵300人は完全武装の上、鉄砲の火縄に点火するという物々しいものであったと言われている。
  • また1930年刀江書院版に付された分布地図も1943年創元社版では省略され、柳田自身、「発見などというほどの物々しいものでも何んでもない」「今頃あのようなありふれた法則を、わざわざ証明しなければならぬ必要などがどこにあろうか」と述べている。
  • 戦地といっても、さすが漢朝の征旗を奉じてきている軍の本営だけに、将軍の室は、大きな寺院の中央を占め、境内から四門の外郭一帯にかけて、駐屯している兵馬の勢威は物々しいものであった。 吉川英治『三国志』より引用
  • 濃茶こげちゃに染めた縮緬ちりめんのなかに、牡丹ぼたんか何かの模様をたった一つ丸く白に残したその敷物は、品柄から云っても、また来客を待ち受ける準備としても、物々しいものであった。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 車体塗装は巷間「熊ん蜂」とあだ名された黒色に黄色の細帯を入れたいささか物々しいもので、それ以前の電気機関車における茶色塗装に比し、より力強い印象を与えた。