片腹痛い

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  • その方も侍なれば片腹痛しと言われては一分が相立つまい。 五味康祐『十二人の剣豪』より引用
  • 彼女がこんな陳述をして居たとき、若い弁護人は、片腹痛いことに思つた。 平出修『逆徒』より引用
  • それは未完成の、ハシにもボウにもかからぬ片腹痛い青二才にすぎない。 山田風太郎『戦中派虫けら日記』より引用
  • 素人がさかしらに推理を展開するのが、片腹痛いと思っているにちがいない。 内田康夫『贄門島(にえもんじま)上』より引用
  • と露骨なことを言うのを、女御は片腹痛く思って何とも言わない。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 大将が代わろうというのであるから、玉鬘が片腹痛く思ったのはもっともである。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 判事は眉をひそめたのである、片腹痛さもかくのごときは沢山あるまい。 泉鏡花『政談十二社』より引用
  • と言われている時片腹痛さで伏し目になっている姫君だった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 宮はあまりの片腹痛さに汗を流しておいでになった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • そんな中途半端な覚悟でわたくしと争うなんて、片腹痛いですわよ! 松野秋鳴『えむえむっ! 第02巻』より引用
  • その藤吉郎が、頭から自分らへ、胸を張って臨むなど、片腹痛いと思うのである。 吉川英治『新書太閤記(二)』より引用
  • 五十にもなって、小鬢こびんに白いものをおいている男がこんな馬鹿なことをいうと、先生はさぞ片腹痛いとお思いになるでしょう。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 下』より引用
  • この俺を、大菩薩のいただきで老巡礼にわせたと同じ運命に逢わそうとは片腹痛い。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 「なるほど、方角は大事だ」間違えていたら、片腹痛いといわれてしまう。 長嶋有『ぼくは落ち着きがない』より引用
  • あの程度で簡単にくたばってしまうようなら、聖戦士だなどと豪語するのは片腹痛い。 流星香『プラパ・ゼータ 3 平行神話』より引用
  • 人間て、なんてしゃくなものだと、いって見ればそんな風にアンポンタンは片腹痛かった。 長谷川時雨『旧聞日本橋』より引用
  • 山へ登るものが時に山を酒呑みの酒や、喫煙者の煙草にたとえているのには実に片腹痛いのである。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 下品な様子でがやがやと話しながら門をはいって来たのを、女房らは片腹痛がり、見えぬ所へはいっているように言ってやりなどしていた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 大将はすだれが上がって中の見えるのを片腹痛く思ったが、自身が直しに寄って行くのも軽率らしく思われることであったから、注意を与えるためにせき払いをすると、立っていた人は静かに奥へはいった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • セヽヽ宣伝使面せんでんしづらげて、盲審神者めくらさにはおれ審神さにはするなぞとは片腹痛かたはらいたい。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 08 20080623』より引用
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