片糸

全て 名詞
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  • 小家こいえあちこち、このあたりに住むは、かたいというものなりとぞ。 ...
  • そののこぎりのようなかたいとげのある薬が破壊的な力で攻撃してくるのに対して、それと戦う男が鋼鉄のよろいに包まれていたのは、さいわいなことだった。 ...
  • かたいといっても二十三、まんざら遊びをしらぬわけではない。 ...
  • ところが、彼女がもっと大事な秘密を打ちあけ、口がかたいと安心しているこのわたしに、そのことだけは打ちあけるどころか、始終つよく否定していた。 ...
  • 「しかし、レインジャーだからといって、口がかたいとはかぎりません」 「口のかたいのを選ぶんだ」 軍神が言った。 ...
  • 大雪になると、農夫は家畜をぞろぞろ連れて森や沼地に出かけることもできず、やむなく自宅前の蔭樹を切り倒すはめになるし、雪の表面がかたいと、翌年の春になってから分かることだが、沼地の木を地面から十フィートぐらいのところで切ることになる。 ...
  • かたいと少年は答えた。 ...
  • いや、かたいというよりも、頑固なのだ。 ...
  • 本来は、片糸撚りの生糸を荒い平織りにした絹織物である。 ...
  • 黄泉あたりの、もつれ合うさまについて、彼と彼女などいわれると、まことに奇妙な感じで、こっちは、真贋の別もきわめられぬまま、眼福にあずかり、あげくどれくらいの心づもりでいらっしやるのかたずねると、今度はしごく小心になって、少くとも数百万円はかたいとぼくにもふめる遺品を、十分の一にも値ぶみしていない。 ...
  • エリーザの編んだ、かたいとげで燃えるようなくさりかたびらが、羽根ぶとんと夜着になりました。 ...
  • この生活苦にあえぎ、悪税・物価高にあえぎながら、日本人の大多数がなお無条件に純然たるブルジョア政党、反民主政党を第一位に支持しているのだとすれば、その政治に対する無知と無判断なならわしは救うにかたいと悲しむにちがいない。 ...
  • 不器用だ、子供のくせに躯がかたいと笑われ、もう、やらないと扇子を投げ出してねると、里見マチ子が、シューコちゃんは天才、と、おだてて機嫌をなおさせた。 ...
  • ちょうど疳持かんもちの小児が、むつかしくぐずり掛かるところへ、迷宮様に道筋を引き廻した図や、縺れ解けぬ片糸を手渡せば、一心不乱にその方をほどきに懸る内、最初思い立ちいた小理窟は、忘れてしまうがごとしと。 ...