片淵川
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奥瀬館は、青森県十和田市奥瀬に所在した日本の城。奥入瀬川の支流・片淵川右岸の台地を利用した東西50メートル、南北100メートル規模の平山城で、曲輪内には井戸跡・馬場跡が残されている。築城年代は不明であるが、甲斐から南部家に供奉して糠部に下った四天王の一人小笠原安芸の末裔で、幕の後七家の一人である奥瀬氏の居城とされる。
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創健当初から江戸時代初期までは天台宗の寺院であった。創建時より寺勢は大いに振るい、寺領は平田畷街道を西境に、南は片淵川、東は平田村、北は旧芹川流域まで拡がっており、他にも近江国内、隣接する美濃国・大和国・山城国にも寺領を有し、当地において名刹といわれた湖東三山に比肩し、比叡山延暦寺を凌ぐほどの勢力であった。しかし1510年に、六角・京極両氏の兵火により大打撃を受け、さらに1571年、織田信長の比叡山焼き討ちに際して、織田軍に逆心ありとされて堂塔伽藍をことごとく焼き尽くされた。
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