燃える

全て 動詞
6,020 の用例 (0.02 秒)
  • 愚民がこれを見ると全く水の中から火が燃えて出るように見えるのです。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • お前の小屋が燃えたときから、お前の目は見えなくなってしまったから。 坂口安吾『夜長姫と耳男』より引用
  • 向上心は燃えているが、身につけたいものが別の処にある気がするのだ。 倉田百三『光り合ういのち』より引用
  • こんなに燃えるような恋をするとは、だれも思ってもみなかったことだ。 サンド/篠沢秀夫訳『愛の妖精』より引用
  • いかに燃え出しても、この家にはそれを消そうとするものがありません。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 下へ逃げそこなったら頂上の岩山の燃え草のない所へ行けば安全である。 寺田寅彦『銀座アルプス』より引用
  • 角窓のそのひとつの内部インテリオルに 光のない青いメタンの焔が燃えてるらしい。 北原白秋『東京景物詩及其他』より引用
  • 大正初期の演劇界は、演劇界を挙げて、多少とも革新の熱に燃えてゐた。 岸田国士『二つの戯曲時代』より引用
  • そう考えると、胸のおくえるほのおがすっきりとした物になった気がした。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス07 ホワイト・オペラ』より引用
  • 紙の燃える火を顔に受けながら、へんに沈んだ眼付を彼女は私に注いだ。 豊島与志雄『紫の壜』より引用
  • 黙ってこの言葉を聞いていた元は、一座の燃えるような顔を見まわした。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • 彼は至る所に彼女の眼を、深い火が燃えている彼女の静かな眼を見てとった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 羽飾りの向こうにかすかに、えるような赤い髪が見えたように思った。 桜庭一樹『GOSICK 第5巻』より引用
  • 誰よりも理想に燃え上つた君は 誰よりも現実を知つてゐた君だ。 芥川竜之介『或阿呆の一生』より引用
  • その時大きな音を立てて真っ赤に燃えた太い薪が竈の口から飛び出した。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • この他に更に、さう言ふ先生を得たいといふやうな欲に燃えてをりました。 折口信夫『真間・蘆屋の昔がたり』より引用
  • 宮殿が燃えるのを見るよりももっと悲痛な思いをさせられることがある。 ユゴー/榊原晃三訳『九十三年』より引用
  • そしてその中から、この一隊のことを笑えない好奇心にも燃えていました。 橘外男『墓が呼んでいる』より引用
  • 海嘯つなみのやうに人の波が押し寄せる中に家は火の海になつて燃え落ちた。 飯田蛇笏『秋風』より引用
  • そのために徒刑囚らの頭のなかには火が燃えだしたかのようだった。 ユゴー・ヴィクトル『死刑囚最後の日』より引用
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