煙たい

全て 形容詞
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  • 中には、煙たく思われつつも利用し利用されという関係の警察官もいる。
  • 魚戸は、本艇に搭乗以来、僕を煙たそうにして避けているように見えた。 海野十三『宇宙尖兵』より引用
  • 秀吉にすれば、幾分か煙たい男であったには違いないがと思ったろう。 菊池寛『日本武将譚』より引用
  • けど、わたしは若い女の子たちにはけむたい存在だからさ、おつぼねさまだから。 宮部みゆき『鳩笛草(光文社文庫)』より引用
  • ああいう人格者はけむたいんだけれど、ちょっと挨拶あいさつして行きますかね。 平林たい子『うつむく女』より引用
  • 尊敬はされているが、男たちにとっては煙たい存在でもある。 井上祐美子『五王戦国志2 落暉篇』より引用
  • その家に生まれてその家を嗣いだ大名でも、門閥家老は煙たいものである。 海音寺潮五郎『列藩騒動録(二)』より引用
  • 政治家と芸術家との間にはいつもなにか煙たいものがあらう。 唐木順三『千利休』より引用
  • 保呂草は今、煙草を口にくわえ、煙たそうにしながら運転をしている。 森博嗣『瀬在丸紅子シリーズ 第01巻 黒猫の三角』より引用
  • 房能ふさよしとしてはかねてはけむたいやつと思っていたろうが、背に腹はかえられない。 海音寺潮五郎『天と地と(一)』より引用
  • 煙たいこと、雨もりすること、悪い女房をもつことだと世間では言っています。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』より引用
  • あたしと同じように彼女をけむたく思ってる子は何人かいたけど、だれも手を出せなかった。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第06巻』より引用
  • それでさえ彼はどこかに煙たいところをもっていた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • これは江戸幕府から言ってけむたい存在にはちがいない。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 同じ霊能者れいのうしやでも、父親のほうは少々煙たいと思う程度で、それ以上の感覚はない。 新田一実『妖鬼の呼ぶ声 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 煙たい義母のいる事務室の方からは見えないように、昭二が道路の方へ出てきてくれた。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • 辰五郎としても、私が成人するにつれて、煙たくなってきたのだろう。 横溝正史『金田一耕助ファイル04 悪魔が来たりて笛を吹く』より引用
  • 従って関口氏も彼には憚らねばならない煙たい存在であった。 海音寺潮五郎『史談と史論(下)』より引用
  • だから現在のぼくの子供らから、ぼくを見れば、ぼくという父にも多少どこかに祖父的な煙たさがあるかもしれない。 吉川英治『忘れ残りの記』より引用
  • そんな鈴木であるにもかかわらず、河越卯平はだんだんと彼をけむたく思い始めたようだ。 横溝正史『山名耕作の不思議な生活』より引用
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煙たい の使われ方