煙い

全て 形容詞
20 の用例 (0.00 秒)
  • くわえ煙草が煙いせいもあって、記者は目をしばしばさせた。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • あなたは馬の上に居て、すこし煙いかしれません。 宮沢賢治『北守将軍と三人兄弟の医者』より引用
  • 人間は煙い所と愛のない所には生きてはいられない、ということわざがありますが、正にそのとおりですね。 三浦綾子『銃口』より引用
  • どうもこげくせえし、煙くなってきやがったから、手でこすってみると、畳が燃えてやがる。 興津要『古典落語(大尾)』より引用
  • せまい通りに白動車の姿はなく、足が煙く頑丈がんじようそうな体格の馬が、馬単をカタカタと引いていました。 時雨沢恵一『キノの旅 第09巻』より引用
  • もうこの蚊帳があれば今年の夏は煙い辛抱しんばうをしなくともいです。 沖野岩三郎『蚊帳の釣手』より引用
  • 薫物たきものが煙いほどにかれていて、この室内にする女の衣摺きぬずれの音がはなやかなものに思われた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 井上に目の前でこうして明らさまにすぱすぱやられると、太郎自身、煙草などけむいばかりだと、実感をもって思うのである。 曾野綾子『太郎物語』より引用
  • 正面の石段を下りていくと、バラの園に飛び回る妖精の光が、瞬き、煙いた。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 04b ハリー・ポッターと炎のゴブレット(下)』より引用
  • だから、万作は夏といふものは煙くつて暑いものだ、夜になるとどんなに涼しい風が吹いても障子を開けてはならないものだ、とばかり思つてゐました。 沖野岩三郎『蚊帳の釣手』より引用
  • チポトレのように燻煙してから使う場合もある。
  • 「てーほへてほへ」の掛け声、「寒い、煙い、眠い」と呼ばれるのが特徴である。
  • ゴトゴトと動く木製のエスカレーターで地下深いプラットホームへ降りていくと、途中から煙いような小便臭いようなにおいがしてくる。 林望『テーブルの雲』より引用
  • しかし、彼らがひっきりなしにパイプをくゆらすので、テントの中は相当にけむい。 時雨沢恵一『キノの旅 第03巻』より引用
  • 浅黒い細面の彫りの深い顔をこころもち傾けて、煙くないはずはないのに表情ひとつしかめない。 森瑤子『別れの予感』より引用
  • 由はけむいのと、何時ものむしやくしやで、半分泣きながら上つて行つて、戸棚の上からランプを下した。 小林多喜二『防雪林』より引用
  • 山の尾根を利用して造られた長い煙道に設けられた十数か所の排出口から排煙して、有害物質の濃度を薄めることをもくろんだ神峰煙道であったが、主な有害物質である亜硫酸ガスは空気よりも重く、排煙は谷筋に集まって山を下り人家の方へ降りていくために煙害防止の効果はほとんどなかった。
  • 煙くとも後に寝やすき蚊やりかな、古人の名吟めいぎん、謀計は密なるをもって良しとする。 今村信雄編『古典落語(中)』より引用
  • 冒頭に書いたように、大酒呑みでヘビースモーカーだった彼が、五十五歳で断酒絶煙したのもそのためであり「写真を撮りたいから永生きしたい」一心なのだ。 小堺昭三『カメラマンたちの昭和史(4)』より引用
  • 以前は喫煙者であったが、2003年秋に第1次監督退任後から禁煙トレーニングを行い、同年12月31日付で卒煙した。