焼け

全て 動詞 名詞
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  • 焼けなければそう完全に急速に行うべからざる工事ができたではないか。 坂口安吾『安吾の新日本地理』より引用
  • 焼け残りの建物がその先にあって、三人ばかり詰襟の服を着た者がいた。 田中貢太郎『死体の匂い』より引用
  • そして、昼間の中に自分の行李を焼けない所へ持って行って置いたのか? 松永延造『職工と微笑』より引用
  • それで近所はみな焼け残ったのに、特にその家だけが焼けたのだそうだ。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • 目の前にいる二匹の二足動物は、焼けもしなければ倒れもしなかった。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ1) 銀河パトロール隊』より引用
  • だが焼けのこっているものも、どれ一つ満足なものはなかったのである。 海野十三『爆薬の花籠』より引用
  • 顔の他の部分は日に焼けてはいたが、薄皮だけにかえって見所があった。 二葉亭四迷『あいびき』より引用
  • 今に火をふいて焼けてしまうぞ、山の下に立った時私は心の中で叫んだ。 小島信夫『アメリカン・スクール』より引用
  • 都では見ることのできぬ健全な顔色は少し日に焼けていっそう美しい。 寺田寅彦『花物語』より引用
  • 隠坊は後から後からと薪を加えたが、米の死体はなかなか焼けなかった。 田中貢太郎『妖蛸』より引用
  • とは半蔵が旅から日に焼けて親たちのそばへ帰って来た時の言葉だ。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • トロヤの都は焼けてはずかしめの死を 目の前に見ましたではございませんか。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • 僕は今まであちこちの父の家が焼けて無くなっていたと書いて来た。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • 頭が焼けて口を利くのもおっくうなのに質問だけしつこくして帰ります。 坂口安吾『安吾人生案内』より引用
  • しばらくすると、怪物はきれいに焼けた肉を持って張の前に来ました。 田中貢太郎『人蔘の精』より引用
  • 変わったといえば家の焼けあとの変わりようもひどいものだった。 有島武郎『火事とポチ』より引用
  • しかし不思議にもその亀のいた庫裡くりは幸いにして焼け残ったのである。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • そのとき秋夫がお母さん手ブラで焼けだされちゃ困るだろうと言ったの。 坂口安吾『アンゴウ』より引用
  • それを持っていれば、毒にも当たらず、火に入っても、焼けないらしい。 岩本隆雄『イーシャの舟』より引用
  • 香蔵は黒く日に焼けて来て、顔の色までめっきり丈夫そうに見える人だ。 島崎藤村『夜明け前』より引用
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