焼く

全て 動詞
3,339 の用例 (0.01 秒)
  • よだれの出そうな牛の肉を焼く匂いが、宿の開いた戸口から流れてくる。 ディクスン『ドラゴンになった青年』より引用
  • 野を焼くことが、まだ実世界の経済生活に関係深かつた時代なのである。 折口信夫『古代民謡の研究』より引用
  • それを焼いた鰆へかけて出しますが外のお魚へかけてもようございます。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • これは名の如く後にあるいは焼いたり、あるいは埋めたりするのである。 内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』より引用
  • これは行懸ゆきがかりの上から当然の事で、五百ははたから世話を焼いたのである。 森鴎外『渋江抽斎』より引用
  • それを三つまとめて焼くのが村正だと、これも吉兵衛から教わっていた。 山本兼一『狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎』より引用
  • 薪を持って行かないと久保山でもすぐには焼いてくれないという話だよ。 郷静子『れくいえむ』より引用
  • 書きかけの原稿を焼いた私は、私自身の当然な魂を表現してゐたのである。 坂口安吾『魔の退屈』より引用
  • あなたは雷火を天から借りて来て、わたしを焼こうとでも思うのですか。 ゲーテ/森鴎外訳『ファウスト(上)』より引用
  • ただ、あいつが僕の所へ来た手紙の事で、嫉妬やきもちを焼いただけの事なんだ。 芥川竜之介『路上』より引用
  • いかに普通の炎とはいえ、身動きの出来ない肉体を焼くのは簡単だった。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録01 天を騒がす落とし物』より引用
  • 私の焼くパンは彼女の焼くパンとほとんど変りがないように見えてきた。 開高健『青い月曜日』より引用
  • だから彼が事実上の長男となって、弟や妹の世話を焼くことになった。 浅野誠『ビジネスマンの精神病棟』より引用
  • 火はホテルの一部を焼いたばかりで消しとめられたが、娘の罪は消えない。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』より引用
  • 私は明日はひとつ、これに火をつけて、卵を焼いておこうと思いました。 原民喜『ガリバー旅行記』より引用
  • 一人に殺させ、あとからもう一人派遣して部屋のなかを焼いてしまう。 星新一『なりそこない王子』より引用
  • 思わぬ反撃を受けて総崩れとなったことが彼のはらわたを焼いているのである。 酒見賢一『墨攻』より引用
  • 警察で大勢の死骸と一緒に焼いてしまつたんだらうツて云ふはなしです。 永井荷風『にぎり飯』より引用
  • その火のいきおいが次第に強くなりて抑えきれぬために我が家まで焼くに至った。 正岡子規『恋』より引用
  • 今まで経験した事のないなつかしさ可愛さが焼くように心にせまって来た。 有島武郎『カインの末裔』より引用
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