然るに

全て 副詞
2,070 の用例 (0.02 秒)
  • しかるに八時五十八分になって、三曲線が折れたような変化をしています。 海野十三『赤耀館事件の真相』より引用
  • 然るに今夜は不思議にも、生れ故郷の月を見るような気がしてならない。 斎藤茂吉『ドナウ源流行』より引用
  • 然るに空間と時間とは自然と歴史とを区別する最も根本的な表徴である。 三木清『ゲーテに於ける自然と歴史』より引用
  • 然るに二十日ほど経ってからの数通の手紙は内容が大分変って来ています。 浜尾四郎『死者の権利』より引用
  • しかるに十八の秋、突然東京の父から手紙が来て僕に上京を命じたのです。 国木田独歩『運命論者』より引用
  • 然るに十一月半頃になってからの小夜子の手紙は又変化を示しています。 浜尾四郎『死者の権利』より引用
  • 然るに次の日の新聞紙には此の事件に関する記事は掲載されませんでした。 浜尾四郎『死者の権利』より引用
  • 然るにローマでは人口の八分の一以上の軍隊を維持してをりました。 石川三四郎『農民自治の理論と実際』より引用
  • 然るに意気と身といえる意は天下の意にして一二唱歌の私有にはあらず。 二葉亭四迷『小説総論』より引用
  • 然るに前者に於ては対応は決してこのような意味に於て直接ではない。 戸坂潤『幾何学と空間』より引用
  • 然るに一として神の御心を知る国民はなく、互に争って神の道を離れた。 矢内原忠雄『帝大聖書研究会終講の辞』より引用
  • 然るに歌でも詩でも日本には韻を踏むといふ事がないから自由に歌へる。 平野万里『晶子鑑賞』より引用
  • 然るに全安さんは書を以て答へずに、自らわたくしの家にたづねて来た。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • 然るにこのような絶対性、数系列にとっての偶然性は何を意味するか。 戸坂潤『幾何学と空間』より引用
  • 然るに赤の感覚がこのような意味で青の感覚を呼び起こすのではない。 戸坂潤『幾何学と空間』より引用
  • 然るにだんだんと故郷に近づくに連れてあの帽子が気になりました。 夢野久作『父杉山茂丸を語る』より引用
  • 然るに彼等自身の行為や心持にもそうした傾向は見られないだろうか。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 然るにこの主観者と客観者とは、多くの場合に於て必ずしも一致しない。 萩原朔太郎『詩の原理』より引用
  • 然るに頑固がんこな彼は医者にはならない決心をもって、東京へ出て来たのです。 夏目漱石『こころ』より引用
  • しかるに世の人は更に一人ひとりの三右衛門を加えて、三三右衛門などともいう。 森鴎外『渋江抽斎』より引用
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