焦げくさい

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  • いくつか、手にとって、その焦げくさい匂いをいだ覚えさえあった。 久美沙織『ドラゴンクエスト5 天空の花嫁 第3巻』より引用
  • 焦げくさいにおいがし出して、煙のために空気が青みがかって来た。 チェーホフ/中村白葉訳『チェーホフ短編集「燈火」』より引用
  • もうもうとほこりが立ち籠め、焦げくさい煙で目も開けていられない。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 1) 定吉七は丁稚の番号』より引用
  • ばしっ、とげくさいにおいがして、相手の上体がわずかにのけぞった。 賀東招二『フルメタル・パニック!06 踊るベリー・メリー・クリスマス』より引用
  • まっ赤な稲妻がパッパッとひらめき、焦げくさい煙が吹きこんできた。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編03 怪奇幻想』より引用
  • ときどき火の粉が降ってきて、げくさい匂いがあたりにたちこめた。 イネス/皆藤幸蔵訳『銀塊の海』より引用
  • 董承はなお居眠っていたが、そのうちに、ぷーんと焦げくさい匂いが鼻をついた。 吉川英治『三国志』より引用
  • そのうちに竈の上の大鍋からげくさい匂いがただよいだした。 吉川英治『新書太閤記(三)』より引用
  • すでに、家いえの上のほうにうずいてあがるけむりほのおが見え、げくさいにおいがした。 エクトール・マロ『家なき娘〔下〕』より引用
  • 彼女がタマネギをいつまでもいじっているあいだに、鍋の匂いはどんどん焦げくさくなっていく。 荻原規子『西の善き魔女外伝3 真昼の星迷走』より引用
  • 少し人心地がついて、源太郎は焦げくさい臭いに気がついた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 23 源太郎の初恋』より引用
  • このうず巻く青い煙は、いったいどこから出てくるのやら、と右を見、左を見ているうちに、すごく焦げくさいことにも気がついた。 シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(上)』より引用
  • 焦げくさい臭いに気付いた佐和子と家政婦がドアを開けると、廊下は火の海だった。
  • 彼の住居は下町もはずれの方の、焦げくさい臭いがまだ残っていそうな焼け残りアパートで、土間の廊下で七輪で煮炊きするような所だった。 色川武大『花のさかりは地下道で』より引用
  • 焦げくさいと言うよりは、石油ストーヴが不完全燃焼するときのような悪臭がした。 大藪春彦『蘇える金狼 完結篇』より引用
  • 進むにつれ、木が焚かれる焦げくさい匂いと、饐えたような獣の体臭は確実にその濃さを増していく。 九里史生『SAO Web 0401 第一章~第三章』より引用
  • そのくせ焼けたというのに意外に焦げくさくもないし、火くさくもないから、ほんまにけったいな塩やった。 開高健『青い月曜日』より引用
  • 自分の体じゅうから、げくさい煙が立ちのぼった。 吉川英治『三国志』より引用
  • 口からのどにかけて赤紫色になり、頭頂から煙があがって、焦げくさい臭いがひろがった。 桐生操『美しき拷問の本』より引用
  • なるほど、露地の奥から火勢があおる焦げくさい強い熱気がフーッと流れてきた。 海野十三『棺桶の花嫁』より引用
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