無造作に束ね

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  • 髪は無造作に束ねているが、ひげは鼻下だけを残してきれいに剃ってあった。 井上祐美子『五王戦国志6 風旗篇』より引用
  • 戸口に現れたのは、コーヒー色の髪を無造作むぞうさたばねた少女だった。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第07巻 涙の秘密をおしえて』より引用
  • 頭に王冠はなく、豊かな栗色の髪は後ろで無造作に束ねられている。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』より引用
  • 脂っ気のない長い髪を、後ろで無造作に束ねて一つにしている。 片山恭一『雨の日のイルカたちは』より引用
  • 無造作に束ねた長い髪から水をしたたらせながら師が告げた。 C★NOVELS『創刊25周年アンソロジー』より引用
  • すでに一度湯に入ったあとらしく、洗い髪を無造作に束ねている。 半村良『不可触領域』より引用
  • 髪は見たところは、暗い亜麻色らしく、家にいるときのように無造作に束ねられていた。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • コーヒー色の髪を無造作むぞうさに束ねただけの、つり目がちの女が、エドガーを見て口を開いた。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第06巻 取り換えられたプリンセス』より引用
  • 一人はかなり背の高い男で、戦場に向かう武士のように、もとどりを解いて背中で無造作に束ねている。 三雲岳斗『カーマロカ 将門異聞』より引用
  • 毛の多い、真黒な髪を無造作に束ねて、垢染みた衣服きものに細紐の検束だらしなさ。 石川啄木『刑余の叔父』より引用
  • 無造作に束ねたままの髪に、わたしがきたというので花をちょっと挿すだけで、帰ってからそれを抜いて髪を結うのだ。 ルソー/桑原武夫訳『告白(上)』より引用
  • 化粧も薄く、髪を後ろで無造作に束ねたその格好はとても来年不惑の女性には見えない。 九里史生『SAO Web 02』より引用
  • 半白の髪を無造作に束ねたマダム・ウォルフは、急いで頭に手をやって髪の乱れを直した。 松本清張『赤い氷河期』より引用
  • 大量の剣ややりがカテゴリごとに、まるで昔話に出てくるき木のように無造作に束ねられている様子は、見ていて割と恐ろしいものがある。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第18巻』より引用
  • そのとき無造作に束ねた彼女の髪からは、きまってピンが二、三本床の上へ落ちる。 チェーホフ/中村白葉訳『チェーホフ短編集「退屈な話」』より引用
  • 杉原秀は例によって、髪を無造作に束ね、身につけているものは農婦の衣類である。 池波正太郎『剣客商売 05 白い鬼』より引用
  • 島田まげも今は崩されていて、髪は無造作に束ねられていた。 国枝史郎『娘煙術師』より引用
  • 無造作に束ね上げた髪から首すじに垂れたおくれ毛が、窓から入る風にかすかにゆれていた。 光瀬龍『歌麿さま参る』より引用
  • その家に不つりあいに、その女性の服装は見すぼらしいもので、髪も無造作にたばねて、およそ手入れなどしていないのが一見して分かった。 赤川次郎『おやすみ、テディ・ベア 上』より引用
  • 無造作に束ねた長い黒髪には幾筋かの白髪が混じっているが、別段気に留めているふうもない。 明野照葉『輪(RINKAI)廻』より引用
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無造作に束ね の使われ方