無性に

全て 副詞
1,226 の用例 (0.01 秒)
  • だがそのときは無性に彼をあっと言わせてやりたいと思っただけだった! ドストエフスキー/工藤精一郎訳『未成年(下)』より引用
  • 気を失ったきり何時間も目覚めない君を見て、俺は無性に心配になった。 綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』より引用
  • 何故なぜか彼がビールを飲む姿を見ると、無性にビールがうまく感じるのだ。 藤田宜永『標的の向こう側』より引用
  • 仏師屋で木彫を続けているうちにかれは無性に絵も描きたくなって来た。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(上)』より引用
  • 私にはそれが無性に面白いのですけど、なぜ面白いか説明できません。 野尻抱介『ふわふわの泉』より引用
  • 軽い頭痛が残っているが無性におなかが空いて何か食べずにおられない。 時実新子『言葉をください 新子の川柳エッセイ』より引用
  • 彼が騒ぎを起こしたわけではなかったが、ミックは無性に腹が立っていた。 マッカラーズ/河野一郎訳『心は孤独な狩人』より引用
  • 一人で食事をしているセイバーを想像したら、無性に腹が立ってきた。 奈須きのこ『Fate/stay night セイバー Fate TrueEnd 夢の続き』より引用
  • 二人がテーブルのほうへ近づいて来ると、彼は無性に元気づいてきた。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(下)』より引用
  • さすがに息をつかねばやっていられず、無性に左近さこんに会いたくなった。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • 無性に東京に戻りたくなったのは、きっと東京の人に会ったせいだ。 梅田みか『別れの十二か月』より引用
  • 夏の間まぶしい日々を与えてくれたこの学園が、無性に息苦しくなった。 今野緒雪『マリア様がみてる 03 いばらの森』より引用
  • 古着屋でどんなことがあったか、ルコックはそれが無性に知りたかった。 ガボリオ/松村喜雄訳『ルコック探偵(上)』より引用
  • 旅に出てみたいと無性に思ったのは、一年ほど前のことであった。 本田靖春『ニューヨークの日本人』より引用
  • そんなことはしたくない、と言ってくれたのがなぜか無性にうれしかった。 むぅ『「花火」 ~いつか果たされる約束~』より引用
  • 聞いてるうちに彼は無性に悲しくなって、母の膝に取縋って泣き出した。 豊島与志雄『叔父』より引用
  • 東京のような乱雑な町に生きていると無性に人間にあいたくなくなる。 田中澄江『新・花の百名山』より引用
  • 「きみはその場にいたではないか」 ハントは無性に腹が立って来た。 ホーガン『巨人たちの星』より引用
  • わたしはただ、管理人さんの連れてきた老犬が無性にいとおしかった。 近藤史恵『凍える島』より引用
  • 無性に駆けて、五里半の路をしばらくの間に着いてしまいました。 河口慧海『チベット旅行記(上)』より引用
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