無二無三に斬り

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  • 勇み立って、合詞あいことばのように絶叫しながら、無二無三にりこんで来た。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
  • いや、それは身をかわしたところが、無二無三むにむさんに斬りたてられるうちには、どんな怪我けがもしかねなかったのです。 芥川龍之介『藪の中・将軍』より引用
  • いや、それはかはしたところが、三にてられるうちには、どんな怪我けが仕兼しかねなかつたのです。 芥川竜之介『藪の中』より引用
  • いや、それは身をかわしたところが、無二無三むにむざんに斬り立てられる内には、どんな怪我けがも仕兼ねなかったのです。 芥川竜之介『藪の中』より引用
  • 不意のことに、動揺するのを見てとって、城内の上田うえだ勢は城門をひらいて突出して、これまた俊景としかげの本陣に無二無三むにむさんりこんだ。 海音寺潮五郎『天と地と(二)』より引用
  • 城門を押し倒して、あわや城内へ北条勢が押し込もうと見える危機一髪のとき、不思議なり城の一角から大軍勢が押し出し、手に手に松火をかざして、北条勢の鬨の声よりも、さらに大きな鬨の声をつくって寄せ手のなかへ躍り込み、敵を無二無三に斬りまくったのである。 佐藤垢石『老狸伝』より引用
  • 三にりつけようとしたが、佐分利五郎次さぶりごろうじにささえられ、じゃまなッ、とばかりはねとばす。 吉川英治『神州天馬侠(一)』より引用
  • 思わずたじろぐ上杉侍に、千馬三郎兵衛、岡島八十右衛門が、無二無三に斬りこんだ。 池宮彰一郎『四十七人の刺客(下)』より引用