焚く

全て 動詞
553 の用例 (0.01 秒)
  • 宗次は松の木陰で火を焚くのをお良が島から村へ渡ってくる合図とした。
  • 成の細君は前の人がしたように銭をつくえの上に置いて、香を焚いておがんだ。 蒲 松齢『促織』より引用
  • 今夜は門の前でかがりでもかずと思って、おれは山から木を背負しよって来た。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • それによって見ると、飯を焚いているのではなく蒸しているものらしい。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • カメラのフラッシュが焚かれているので興味を持って覗きにきたのだろう。 高橋克彦『蒼い記憶』より引用
  • 夏とはいえ、レスタ卿はいつも晩になると自分用に煖炉に火を焚かせる。 ディケンズ/青木雄造・小池滋訳『荒涼館(3)』より引用
  • その大ラマの出て来る前からして僧俗の者が香を焚いて待ち受けて居る。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 川原には焚き上げの場所が設けられて、古い人形などが燃やされていた。 浜崎達也『絶対少年 ~神隠しの秋~穴森 携帯版小説 第01 06章』より引用
  • 心配するなッ、犢鼻褌ふんどしいたッても、お前方を殺すことじゃあねえぞ。 小島烏水『白峰山脈縦断記』より引用
  • それは、私の家がいつからガスで風呂を焚くようになったかということです。 橋本治『二十世紀(上)』より引用
  • 現場に篝火かがりびを焚き、時にはその作業が深夜近くにまで及ぶこともあった。 夢枕獏『陰陽師付喪神(つくもがみ)ノ巻』より引用
  • であるが、私の家には焚くべき紅葉の枝もなく、木蔭の椅子もないのだ。 田辺聖子『女の長風呂 Ⅱ』より引用
  • それに寒さもかなり厳しかったので、火をいて暖をとる必要があった。 ヴェルヌ/大友徳明訳『地の果ての燈台』より引用
  • 焚いてそのお膝の前に格之進が捧げ持っていったのをズバリと言った。 佐々木味津三『老中の眼鏡』より引用
  • そこで庭で火を焚いて、夫人の方を庭へ呼び出そうと考えたんですな。 福永武彦『加田伶太郎全集』より引用
  • 見ると、一人の老人と若い娘とが、竹切れをきながら、暖まっていた。 ハーン/田代三千稔訳『怪談・奇談』より引用
  • 日の光はもちろんのこと、下で火をいているのか屋根そのものも暖かい。 伊豆平成『PATRONE2 仮面の少女』より引用
  • 開墾地かいこんちいた其灰そのはひをもいへはこんだといふことまで主人しゆじんみゝはひつた。 長塚節『土』より引用
  • 僕僕も彼の瑣納の演奏と吉良の変化に心を奪われていたので火を焚いていない。 仁木英之『僕僕先生』より引用
  • 客があるというので床の間前の炉を部屋にきこめていることがわかった。 松本清張『迷走地図(上)』より引用
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