濁す

全て 動詞
322 の用例 (0.00 秒)
  • とはいえそのことを言うわけにもいかないので俺は曖昧あいまいに言葉をにごして。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第12巻』より引用
  • それも今日までお茶を濁して来たというのは、我ながらあんまりである。 福永武彦『第五随筆集 書物の心』より引用
  • しかも世間話に毛の生えた程度の内容でお茶を濁してきた訳ではない。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 04 ストラグル・クリムゾン』より引用
  • 議会は繰り返し結婚を請願したが、彼女は常に言葉を濁して答えていた。
  • それに反して斯う云ふ風な仕事をしまするのは國語を濁すのであります。 森鴎外『仮名遣意見』より引用
  • 何でもないことをわざと隠してみたり答えても妙に言葉を濁してみたりする。 横溝正史『蔵の中・鬼火』より引用
  • けれどもどうなのか、安子さんは言葉を濁してそのあとを続けなかった。 福永武彦『廃市・飛ぶ男』より引用
  • 静信はこの夜も、沙子をなんと呼んでいいのか分からずに言葉を濁した。 小野不由美『屍鬼(上)』より引用
  • このきちんとした始末はただ立つ鳥跡を濁さず式の心理ではあるまい。 野口武彦『忠臣蔵 ― 赤穂事件・史実の肉声』より引用
  • 言葉を濁したが、店舗網は、銀行合併の時の重要な問題点の一つであった。 山崎豊子『華麗なる一族 上』より引用
  • 言葉をにごしたナシアスの言いたいことは相手にも充分伝わったらしい。 C★NOVELS『創刊25周年アンソロジー』より引用
  • どうせ二度と行かない所だからと角だけでお茶を濁したんですよ。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さらば深川』より引用
  • 神名自身もよくわからなかったので、そう言葉をにごしながら紙を開いてみる。 花鳳神也『死神とチョコレート・パフェ 3』より引用
  • 一人でぼんやり離婚届を見ながら考えていた、ともいえず、言葉を濁す。 渡辺淳一『ひとひらの雪(下)』より引用
  • しかしその後「ここで終わるとは言い切れないが」と最後は言葉を濁した。
  • だがとにかく今はこう答えてお茶をにごす以外にできることはない。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第07巻』より引用
  • 若い男は、いえ、何でもありませんと口を濁し、背後に向って声をかけた。 梶尾真治『精霊探偵』より引用
  • とかいいことっぽいこと書いてけむに巻いたりお茶をにごしたりしておきます。 川原礫『アクセル・ワールド 03 -夕闇の略奪者-』より引用
  • そしてその揚句の果てには、ことばを濁して逃げ出すことにちがいない。 横溝正史『山名耕作の不思議な生活』より引用
  • そういえば、初めてこの店に来た時、姉の怪我については言葉を濁していた。 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖1 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』より引用
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