潤む

全て 動詞
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  • 笑いすぎてうるんだ目を一応ふり向けてみると、かすかに戸が開いている。 久美沙織『SPEAK EASYの魚たち』より引用
  • 美亜の潤んだ眼を見ると、それ以上話を続けられず再び沈黙が続きました。 梶尾真治『百光年ハネムーン』より引用
  • ふと横目よこめで妹の顔をチラ見してみたら、感動のあまりひとみうるませていた。 伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第04巻』より引用
  • その目は潤んでいたが、涙が落ちるのを懸命にこらえているようだった。 貫井徳郎『天使の屍』より引用
  • その目は大きく潤んでいて、少し離れて見ると、意外にも愁い顔である。 山口瞳『酔いどれ紀行』より引用
  • 微妙びみょうに目をうるませた春香はるかにそう言われては、ことわることもできそうにない。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第06巻』より引用
  • 俺が手を上げて制すると、高村は心なしか潤んだ瞳とともに面を上げた。 万城目学『鴨川ホルモー』より引用
  • 黒い潤みのある女の眼がじっと自分の方を見ているのにぶっつかった。 田中貢太郎『雷峯塔物語』より引用
  • それも、いくらかはぼんやりと潤む月の光のせいだったかも知れない。 藤沢周平『麦屋町昼下がり』より引用
  • 椎菜は、その目を少しだけうるませて正面からこっちを見つめてきている。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第11巻』より引用
  • 充血して潤んだ瞳を僕に向け、浮名は信じられないという表情になった。 五百香ノエル『骸谷温泉殺人事件』より引用
  • 眼鏡たちはただうっとりして、俊介に潤んだような目差しを送っている。 井上ひさし『青葉繁れる』より引用
  • 女のはざまに手をやるのは、ただ潤みを確かめるだけだったように思う。 峰隆一郎『人斬り弥介 第02巻 平三郎の首』より引用
  • 目は過度にうるみ、目だけがそのためになまなましい裸かな印象を与えた。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • ごく普通の女たちで、よく見れば患者特有の潤んだ瞳は持っていない。 半村良『石の血脈』より引用
  • 老人の言葉に雪奈は眼を潤ませ微笑を浮かべて何度もうなずき返した。 梶尾真治『百光年ハネムーン』より引用
  • 紫色の潤みを帯びた大きな目ははたている人々を睥睨へいげいするかのよう。 島崎藤村『破戒』より引用
  • 紫色のうるみを帯びた大きな目は傍で観て居る人々を睥睨へいげいするかのやう。 島崎藤村『破戒』より引用
  • そう言うと、絵里ちゃんは潤んだ眼を細めて、私に笑みを返してくれた。 雫井脩介『クローズド・ノート』より引用
  • 深夏が末期のガン患者かんじゃでも見るようなうるんだひとみで俺を見ている。 葵せきな『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1』より引用
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潤む の使われ方