漸次的

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  • 発展は内なるものの漸次的な展開である。 三木清『ゲーテに於ける自然と歴史』より引用
  • 人間社会と行いの漸次的な悪化と、終わりの時の政治と王国を通して悪が増大することが先行する。
  • 無論社会の変化は単純な突然変異ではないが、そうかと言って単なる漸次的推移でもない。 戸坂潤『科学論』より引用
  • 改革開放後、漸次的に共産主義の経済制度を資本主義化・市場化していく過程で、多くの企業が中国へ進出した。
  • 無論社会の変化は単純な突然変異ではないが、そうかと云って単なる漸次的推移でもない。 戸坂潤『現代唯物論講話』より引用
  • 同年2月に至り、立憲体制へ漸次的に移行することで一致し、二人の復帰が決まった。
  • そこではただ、出来事を漸次的に生成させることは、諸個人による突然の考案よりは、ずっと有効な形成物をもたらしうる、ということがみられるにすぎない。 マンハイム/森博(訳)『保守主義的思考』より引用
  • 有線・無線の各種ネットワークサービスは、普及とコモディティ化に伴い、近年のネットワーク通信量の漸次的あるいは爆発的な増加が問題となっている。
  • その関係は微妙でありまた漸次的であるから、今さし当つて、どういふモデイフイカチヨンをなし得るか予言することが出来ない。 斎藤茂吉『『さびし』の伝統』より引用
  • 啓蒙主義は、歴史においてはすべてのものが漸次的連続のうちに成立するという事実から、ただ否定的な契機をかちとることができたにすぎない。 マンハイム/森博(訳)『保守主義的思考』より引用
  • このような厳格な身分体制は、1894年の甲午改革以後に、身分階級の打破が制度化されることで漸次的に消滅して行った。
  • これは日本の例で言えば、奈良時代の墾田永年私財法が施行された当時の農家において、何世代も土地が分割継承されていくことで、家全体として漸次的に困窮していった現象に類似している。
  • ロマン・ドモフスキはポーランドをポーランド人の単一民族国家として構想し、ポーランド人以外の民族を漸次的に同化していくべきと主張したのに対し、ユゼフ・ピウスツキは分割前のポーランドに住む諸民族から構成される連邦国家を目指した。
  • 千年期は、成功した伝道の拡大に従って、漸次的なキリスト教信仰復興運動に沿った、知られざる期間を表す。
  • 独立労働党の綱領は「生産・分配・交換のすべての手段の社会的所有」を究極の目標としたが、それを実現するための方法として、議会活動による漸次的な改良を主張した。 レーニン/角田安正訳『国家と革命』より引用
  • けれども彼はそこに漸次的な、連続的な、自然的な発展を見るのであつて、革命は暴力的なもの、破壊的なもの、不自然なものを含むとしてそれをしりぞけ、また彼はかやうな飛躍的な発展が可能であるとは信じない。 三木清『ゲーテに於ける自然と歴史』より引用
  • 従って亦、自然科学の発達の仕方は、社会科学の発達の仕方や、まして哲学乃至形而上学の発達の仕方とは異って、比較的に漸次的で対立的ではない、その限り革命的でないとも考えられている。 戸坂潤『現代哲学講話』より引用
  • そのいっぽう、半島からは暦法など中国の文物を移入するとともに豪族や民衆の系列化・組織化を漸次的に進めて内政面を強化していった。
  • まさにこのような事情あるがゆえに、わたくしはこの『自伝』においては第二期における精神分析学の進歩を、ただわたくしの活動だけに充たされている第一期における漸次的建設を扱ったほど詳細には取扱わないこととする。 フロイト/生松敬三訳『フロイト自伝』より引用
  • ミュラー=アルマックの試みがこのように漸次的で妥協的な基本構造を持っていたことで、しだいにオルド自由主義理論との対立は避けられないものとなっていた。
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