滑る

全て 動詞
1,669 の用例 (0.01 秒)
  • 滑ったという今の出来事がなにか夢の中の出来事だったような気がした。 梶井基次郎『路上』より引用
  • 僕の指はどれが黒でどれが白かもわからないでも鍵盤の上を滑って行く。 ウルフ/鈴木幸夫訳『波』より引用
  • クリスと同じように床から数十センチの空間を滑るように移動してきた。 高千穂遙『クラッシャージョウシリーズ07 美しき魔王』より引用
  • それゆえ足を滑らせ崖下に落ちても、助けを求めることもできなかった。 明野照葉『輪(RINKAI)廻』より引用
  • だが、その検温器は彼の手からすべって床の上で真二つに折れてしまった。 堀辰雄『恢復期』より引用
  • 雪がなければ歩いていくところだが、彼女が滑って転んだりしては困る。 峰隆一郎『殺人急行北の逆転240秒』より引用
  • わたしの前を滑るように通り過ぎ、足音も立てずに音楽室から出てゆく。 野村美月『文学少女シリーズ12 “文学少女”見習いの、傷心。』より引用
  • ぼんやり見ていると、一台のベンツが滑るように近づいて来て止まった。 赤川次郎『死者は空中を歩く』より引用
  • 少し迷うみたいに、正面に座った竜児の顎のあたりまで視線を滑らせる。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第10巻』より引用
  • 若い男は本から目を放さずに親指の腹を蓋の上に当てると横に滑らせた。 高橋克彦『蒼い記憶』より引用
  • そのとたんに地についた手がずるりと滑って再びうつむけに崩れおれた。 光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』より引用
  • 河底の石は沢庵石たくあんいしほどの大きさがあり、こけをつけてくつの下によく滑った。 大岡昇平『野火』より引用
  • 山比古は歩くというより、空中を滑っているように早く移動していくのだ。 富岡多恵子『白光』より引用
  • 彼女は私から眼をそらし、周囲の壁面を埋めた作品の方に眼を滑らせた。 福永武彦『海市』より引用
  • それらがほとんど頭に入らない状態じょうたいで、少しずつ指を上へとすべらせていく。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第09巻』より引用
  • いずれにせよ波留は、自分は足を滑らせて崖から落ちたと錯誤さくごしていた。 水戸泉『ヴァンパイア・プリンセス』より引用
  • またしてもグレイシーが滑るようにガラス壁の近くを通りすぎていった。 ロッデンベリイ『スター・トレック4/故郷への長い道』より引用
  • カリアンは黙って、机の上に一まいの書類をすべらせニーナの視界に入れた。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス01』より引用
  • いや、滑っているのか、浮かんでいるのか、じっと動かないでいるのか? ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 堤は制止する際に足を滑らせてステージから落ちたが、怪我はなかった。
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