滑り

全て 動詞 名詞
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  • 死んだのではなく、ああして煙になって、身体からすべただけなのだ。 上橋菜穂子『守り人シリーズ12 守り人作品集 炎路を行く者』より引用
  • 少年の口から自然にすべり出てきたそれが、この女の子の愛称あいしょうなのだろう。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ04 扉なき仮宿』より引用
  • という、ありきたりの結論にまで私を滑りこませようとするのだろうか。 宮本百合子『一つの出来事』より引用
  • さっきぼんやりしていて、木箱を滑り落としたことを皮肉っているのだ。 坂東眞砂子『旅涯ての地(上)』より引用
  • 一人は葉から葉へと飛び移りますが、一人は枝から枝へと滑り往きます。 薄田淳介『若葉の雨』より引用
  • 滑りながら、彼女もあの凍死者から受けた心の衝撃から離れ得なかった。 石川達三『青春の蹉跌』より引用
  • その橇のあとに附いてゆきながら、途中で何度も私は滑りそうになった。 堀辰雄『風立ちぬ』より引用
  • どの人の滑りも地上からみる飛行機のように、ひどくゆっくりにみえる。 長嶋有『タンノイのエジンバラ』より引用
  • 静かな谷の湯の宿に別れを告げて谷に沿うた道を二本杖で滑り下りる。 板倉勝宣『山と雪の日記』より引用
  • 翅を鳴らして宙を滑り、床に一度も足を着かずに窓から外へと飛び出す。 九里史生『SAO Web 外伝04 絶剣』より引用
  • 一台の自動車がそれをねらつてゐたかのやうに音も無く滑り寄つて来た。 神西清『青いポアン』より引用
  • でも、ようやくのことで窓をあけて、足から先に部屋のなかへ滑りこんだ。 ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』より引用
  • 彼女の小さな手がわたしの着物の下に滑りこんできて、わたしを愛撫した。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書2』より引用
  • そんな事を考えている間に、ラッドの右手は血ですべり始めてしまっていた。 成田良悟『baccano! 1931 特急編 The Grand Punk Railroad』より引用
  • このダグラスは見た目の割に軽いしすべりにくいし思いの他に動きやすい。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第07巻』より引用
  • 僕は彼女にというよりは自分自身に腹を立てて、黙ってドアの間に滑りこんだ。 森瑤子『ドラマティック・ノート』より引用
  • なんて、馬腹なことを思う間もなく、からだがずるずると滑りはじめた。 高千穂遙『ダーティペアシリーズ02 ダーティペアの大逆転』より引用
  • 黄金色の月光が髪の表面を滑り、ファナのあごのしたあたりでしたたり落ちた。 犬村小六『とある飛空士への追憶』より引用
  • 私はポケットを探って百円玉を取り出し、もう一度機械に滑りこませる。 角田光代『ピンク・バス』より引用
  • 足下の地面が、昨夜の雨で滑りやすくなっていることを思い出していれば。 水無神知宏『鋼鉄の虹 装甲戦闘猟兵の哀歌』より引用
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