滅法界

全て 副詞
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  • 駕籠屋とても、めくら滅法界に人を載せて走るというはずはありません。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • それでも、何処どこやらにのこ姥桜うばざくら其色そのいろは、じつ素適滅法界すてきめつぽふかいのものだつた。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 08 20080623』より引用
  • 胸が悪くなるような不安に比べたら、今は滅法界、倖せだった。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 君を乗せる舟』より引用
  • わたしは素敵滅法界めっぽうかいの報道をもたらして来たのです。 ストックトン・フランシス・リチャード『世界怪談名作集』より引用
  • それに株主へ二割二分五厘なんて滅法界もない配当をする会社なんて、日本にだってそうないんだ。 小林多喜二『蟹工船』より引用
  • 他人の子供には滅法界、思いやりのある男である。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 君を乗せる舟』より引用
  • エヘン抑此道公そもそもこのみちこうさまの御年十八才おんとしじふはつさいころおれうま在所ざいしよにホールと素的滅法界すてきめつぱふかい美人びじんがあつたのだ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 43 20080623』より引用
  • この頃は滅法界にはやり出したもんだ。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • すると医者はたいへんあわてて、まるでのろしのように急に立ちあがって、滅法界めっぽうかいもなく大きく黒くなって、途方とほうもない方へ飛んで行ってしまいました。 宮沢賢治『ひのきとひなげし』より引用
  • さっぱりイワシの梅煮うめには、滅法界めっぽうけぇ酒に合うと、桜丸さくらまるはグイグイさかずきをあおった。 香月日輪『大江戸妖怪かわら版② 異界から落ち来る者あり 下』より引用
  • 開けると滅法界たまげるばかりの硫黄の臭気がとびだしてきてね。 ボッカッチョ/柏熊達生訳『デカメロン(中)』より引用
  • 第一は入場料がその時代として滅法界めっぽうかいに高いことで、桟敷一間さじきひとまが十三円八十銭、平土間ひらどまは二人詰めで一間四円五十銭というのであるから、団十郎が見たい見たいと言いながらも、その観覧の値があまりに高いのにおびやかされて、二の足をふむ人々の多かったためである。 岡本綺堂『明治劇談 ランプの下にて』より引用
  • なア国彦くにひこ、おまへ経験けいけんいから、非常ひじやうおそろしい鬼婆おにばばだとおもうであらうが、それはそれは素敵滅法界すてきめつぽふかい美人びじんだよ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 15 20080623』より引用
  • これらでヘレナは滅法界な美女と判り、その乳もよほど愛らしかったと知れる。 南方熊楠『十二支考』より引用
  • さうふ「滅法界」の世界が、どの人達をも誘ふて行く。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(下)』より引用
  • 現在、死人の戸籍に入っているその少女は、近いうちに自分のシャン振りと負けず劣らずの、ステキ滅法界もない玉のごとき美少年と、偕老かいろう同穴の契を結ぶことになっているのだ。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 一千貫文というと、そのころの茶器の相場としては、滅法界の値段だが、宗白は、それだけの大金を、どうやら工面して、楢柴を手に入れたのである。 桑田忠親『戦国史疑』より引用
  • 現在、死人の戸籍に這入っているその少女は、近いうちに自分のシャン振りと負けず劣らずの、ステキ滅法界めっぽうかいもない玉の如き美少年と、偕老同穴かいろうどうけつちぎりを結ぶ事になっているのだ。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • シュテファン・ツヴァイクの伝記文学の傑作『バルザック』によれば、「彼の右手つまり書くほうの手がねばり強くもあれば酔ったようでもあるすばやい仕事でかき集めるものを、彼の左手つまり浪費家の手がめくら滅法界に使ってしまうのだ」そこで多くの興味ある逸話がつたえるように、彼は死ぬまで借金とりに追いまわされた。 バルザック/菅野昭正訳『谷間のゆり(下)』より引用
  • そうした役人たちにとっては、かような悪評の高い人物が、言わば滅法界に食欲をそそるらしく、役人たちは、よほどしっかりと法典にかじり付いていない限り、その誘惑に勝てないくらいです。 カフカ/谷友幸訳『城(下)』より引用
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