溶ける

全て 動詞
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  • 彼女の手の中にあった禍々まがまがしい白い光が空気に溶けるように消えていく。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第15巻』より引用
  • それはいつかなにかで見たガラスや金属が溶ける光景によく似ている。 小野不由美『十二国記 03 風の海 迷宮の岸(上)』より引用
  • 千夜の唇は、もうすでに、骨が溶けるような甘美な恋の味を知っていた。 柴田錬三郎『嗚呼 江戸城(下)』より引用
  • 来ている客も老人が多くコーヒーに入れた砂糖の溶ける音までよく聞えた。 横光利一『旅愁』より引用
  • この室内の寒さでは、溶けるのにかなりの時間がかかったに違いない。 山本弘『妖魔夜行 私は十代の蜘蛛女だった』より引用
  • その翼端と、長い尾の先端は、すでに光に溶けるように消滅を始めている。 九里史生『SAO Web 0407 第八章02』より引用
  • その背中にある一対の翼が、音もなく空気に溶けるように消えていた。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第15巻』より引用
  • 白いテールランプがしばらく見えていたが、それもけるように消えた。 山本弘/下村家惠子/友野詳『妖魔夜行 真夜中の翼』より引用
  • 最後に覚えているのは、すべての光景が水に溶けるように崩れていったことだ。 坂東眞砂子『蛇鏡』より引用
  • もっちりつぶつぶしていながら口に入れるとさらりと溶ける食感がある。
  • その瞬間に空間の捩れが消え、影も一緒に溶けるように消えしまった。 千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』より引用
  • これだけの氷がすっかり溶けるまでには三十分はかかるだろう。 阿刀田高『三角のあたま』より引用
  • すると、真実の鏡に映っていた教王の像が、けるようにしてぼけた。 宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー 下巻』より引用
  • 馬は呻き声をあげて床に爪をたてたが、その姿は溶けるように消えうせた。 安田均×下村家惠子『ソード・ワールド・ノベル 死せる神の島(下)』より引用
  • 中には霜に打たれて、口へ入れると溶けるような味のするもあった。 島崎藤村『千曲川のスケッチ』より引用
  • それにどれだけの意味があったのか、獣面は溶けるように視界から消えていった。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第02巻 イグナシス覚醒』より引用
  • しかし、この雪は彼の生涯には決して溶けることのない雪なのだ。 ニーヴン&パーネル『悪魔のハンマー〔下〕』より引用
  • 三〇とは糸の太さのこと、吸収糸とは抜糸の必要のない溶ける糸のことを言う。 新堂冬樹『忘れ雪』より引用
  • 僕等二人は実際、溶けるような気持になって、その間をぶらぶらと行った。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • 工場のなかには大溶鉱炉が二つ、ガラスの溶ける強いガスを発散していた。 横溝正史『憑かれた女』より引用
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