溶かす

全て 動詞
516 の用例 (0.01 秒)
  • 春の夜に降る雨のように、人の心を溶かしてしまうようなところがある。 長谷川時雨『豊竹呂昇』より引用
  • このようなとき、彼の血管には氷を溶かした水が流れているかに見える。 田中芳樹『銀河英雄伝説 04 策謀篇』より引用
  • 眠って、今のこの出来事はこの夜に見る夢の中へ溶かし込んでしまおう。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • 室内で溶かした雪のなかに手と顔をつっこむには相当の勇気が必要だった。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『氷海越冬譚』より引用
  • それも割ったのではなく、薬品か何かで溶かしたような奇妙な穴だった。 虚淵玄『沙耶の唄』より引用
  • その言葉は三人のわだかまりを溶かすのに充分過ぎるほどのものだった。 有沢まみず『いぬかみっ!08』より引用
  • 湯気はその切れ端をも溶かそうとしているかのように、次々と発生した。 小池真理子『墓地を見おろす家』より引用
  • 木を貫通するほどの威力があるが、鉄の場合は表面を溶かす程度である。
  • これらを水に溶かした際に示す性質がアルカリという概念の始まりである。
  • 由香里は、老人に話をさせることで、ゆっくりと氷を溶かそうと試みた。 貴志祐介『十三番目の人格 ISOLA』より引用
  • 溶かしたように薄い雲を目で追いかけ、私は少し先のことを想像してみた。 角田光代『幸福な遊戯』より引用
  • それはティム・ハムナーを溶かすはずだったが、実際はそうでなかった。 ニーヴン&パーネル『悪魔のハンマー〔下〕』より引用
  • 濃淡自由自在であるから、百種にでも二百種にでも溶かすことが出来る。 出口王仁三郎『三鏡 『水鏡』『月鏡』『玉鏡』 kgm 3 20070907』より引用
  • その風を女が吹き立て、今日一日のからを溶かし去っているようだった。 レマルク/山西英一訳『凱旋門(上)』より引用
  • 悪臭をたてながら広がった血が、砂と塩とを混ぜた方陣の線を溶かした。 五代ゆう『晴明鬼伝』より引用
  • 硬直した古い世界は、もう一度るつぼの中に入って溶かされるわけだ。 ウエルズ/水嶋正路訳『解放された世界』より引用
  • 最初の事件の前日に溶接部分を溶かして、座吾朗さんを脱出させました。 山口芳宏『雲上都市の大冒険』より引用
  • 煙が風に散らされて消えるように、霧が夜明けの光に溶かされるように。 宮部みゆき『ICO 霧の城』より引用
  • 本来なら脳髄まで溶かされているのはおれの方だったかもしれない。 菊地秀行『トレジャー・ハンター02 エイリアン魔獣境 I』より引用
  • その骨を溶かすほどの熱に触れたとき、自分の命を映す鏡を得た気分になる。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
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