湧く

全て 動詞
1,343 の用例 (0.02 秒)
  • これもやはり経験上苦労に慣れたからこういう考えがすぐ湧いたのです。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 頭には無数の観念がいているが、その分類はまだ行なわれてはいない。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 生かして置きたかったと云う心は誰の心にでも湧き立って居るのである。 宮本百合子『悲しめる心』より引用
  • 黙って河に向いて居た新吉の眼から、いつか涙が湧いて頬を流れて居た。 岡本かの子『巴里祭』より引用
  • だが全体として、血を湧かせるという種類のニュースは一つもなかった。 クリスティ/松本恵子訳『危機のエンドハウス』より引用
  • このところ空洞のようになっている私の胸の中に、少し好奇心が湧いた。 佐野良二『五味氏の宝物』より引用
  • 彼女の笑顔えがおを見ていると、例の話を持ちかける勇気はいて来なかった。 三上延『シャドウテイカー3 フェイクアウト』より引用
  • 病院の廊下を走ってとがめられないとは、彼らの立場に若干じゃっかんの興味がく。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 02 善意の指針は悪意』より引用
  • が、宿の前まで来た頃は、自分にも解らぬ一種の希望が胸に湧いてゐた。 石川啄木『鳥影』より引用
  • が、宿の前まで來た頃は、自分にも解らぬ一種の希望が胸に湧いてゐた。 石川啄木『鳥影』より引用
  • 彼は和歌子のを繰り返し読んでいると泉のように懐かしさが湧いて来た。 島田清次郎『地上』より引用
  • そして自分だけ不幸と思う狭い女の胸に、ふいに不逞ふていな思いが湧くのだ。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • わしは氷のやうな汗が大きな粒になつてわしの顔に湧いて来たのを感じた。 ゴーチェ・テオフィル『クラリモンド』より引用
  • 橋の下から湧いている風に、木の頂きも藪も波の底のように動いている。 石牟礼道子『十六夜橋』より引用
  • ヘルマンは感情のくがままに手紙を書き、彼自身の言葉で話しかけた。 プーシキン・アレクサンドル・セルゲーヴィチ『世界怪談名作集』より引用
  • なぜそんないやらしい考えがいたのかというと、これにはわけがある。 江國滋『日本語八ツ当り』より引用
  • これを使って作ってみたいシステムのアイディアも、すぐに湧いてきた。 富田倫生『パソコン創世記』より引用
  • まるで降って湧いたように頭をどやしつけられたというに過ぎないのだ。 平林初之輔『犠牲者』より引用
  • そんな印象もあって、柚木には強く訴えられている気持は湧かなかった。 小川国夫『逸民』より引用
  • 湯はどこからいて出るか知らぬが、常でもふねふちを奇麗に越している。 夏目漱石『草枕』より引用
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