湧き出る

全て 動詞
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  • 皮肉にもドイツ軍の砲撃を受けた衝撃で再び水が湧き出てきたのである。
  • どうかすると、眺めているうちに、涙の湧き出でて来ることさえあった。 横溝正史『真珠郎』より引用
  • その手をはなすと、花筒の奥から一条ひとすじの流れになって泉が湧き出てきた。 駒田信二『一条さゆりの性』より引用
  • ああこの水の美しく、 やすむ事なく湧きるを 秘密なりとは誰か知る。 石川啄木『あこがれ 石川啄木詩集』より引用
  • 音だけの記憶が、いったん始まればどこからともなく湧き出て声になる。 松村栄子『雨にもまけず粗茶一服』より引用
  • これは音楽が誰かに教え込まれたものではなく自分から湧き出ている。
  • 愛は労せずして、自然に自分の中にき出てくるものではありません。 三浦綾子『銃口』より引用
  • なにか内側から湧き出てくるものを抑えているといった表情である。 渡辺淳一『メトレス 愛人』より引用
  • 岩から十二の泉を湧き出させたことは、コーラン第七章一六〇節に見える。 佐藤正彰訳『千一夜物語 03』より引用
  • 二人の間にはもう元のようにこんこんと泉のごとくき出る話題はなかった。 有島武郎『或る女』より引用
  • その明るみの中に、地中から湧き出したかのように、女の姿が現われた。 豊島与志雄『狸石』より引用
  • その光が、彼女の体内からき出るものであることは、間違まちがいなかった。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 02 戦士・美井奈』より引用
  • 原因は不明だが、これは湖底から温泉が湧き出ているためという説がある。
  • 湧き出て来る雲は見る見る日に輝いた巨大な姿を空のなかへ拡げるのであった。 梶井基次郎『蒼穹』より引用
  • たちこめる霧の中から、無数の白い空気の塊のようなものがき出ている。 板東眞砂子『死国』より引用
  • 王国全土へと流れていく風は、泉から湧き出て海へと至る川の形をしている。 池上永一『テンペスト2 花風の巻』より引用
  • で、川の中には幾所にも温泉がき出て川水と共に湯気を放って流れて居る。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 男爵の視界に出現した人影は、空中から突如、湧き出たように思われた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター09c D-蒼白き堕天使3』より引用
  • 蛇は体の外だけでなく、私の体の内側からも湧き出していました。 石原慎太郎『生還』より引用
  • いろいろな思いが数多くの力強い泉から、ぼくのほうへ湧き出てきた。 ヘッセ/常木実訳『デーミアン』より引用
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