済まない

全て 形容詞
1,522 の用例 (0.02 秒)
  • それと同時に、物足りないようなまた済まないような気持になるのです。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 夢子の横顔を見ているうちに、どうもおれは済まない気分になってきた。 樋口有介『ろくでなし』より引用
  • 子供にられたことにしておけばいいが、それじゃどうも気が済まない。 魯迅『阿Q正伝』より引用
  • あの目にみつめられて、みえない鞭に打たれないでは気が済まなかった。 三浦哲郎『真夜中のサーカス』より引用
  • あたってもはずれても、考えるだけは考えなければ気が済まないのであった。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • でも、私が殺人犯ということになれば、私だけの問題では済まなくなる。 姉小路祐『殺意の法廷』より引用
  • 明るい調子で語りかけたが、ユウキは済まなそうな声で返事をしてきた。 九里史生『SAO Web 外伝04 絶剣』より引用
  • 何しろ食べつけていて、何を食べてもこれがなくては気が済まないからね。 佐藤正彰訳『千一夜物語 06』より引用
  • 何事も主君を第一にして、それが済まなければ自分らはくつろげないとする。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • その前に、田毎さんには済まないと思い、この手紙を書くことにしました。 泡坂妻夫『折鶴』より引用
  • 内にいては気が済まないし、 来ても仲間には這入られないのだもの。 ゲーテ/森鴎外訳『ファウスト(上)』より引用
  • 葬式そうしきに来てまで、わけ知りぶっていなければ気のまない人間なんて! 赤川次郎『さびしがり屋の死体』より引用
  • よしんば自分が先に息絶えたとしても、巨人もただでは済まないだろう。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』より引用
  • 済まないが、この薬を作ってしまったら、往診の約束がひとつあるのだ。 宮部みゆき『孤宿の人 (上)』より引用
  • 紙人形の仕掛けのことだろうと思い、わたしは済まなそうに断りました。 片山憲太郎『電波的な彼女03』より引用
  • こんな所まで消防のほうでも調べはすまいが、自分の気が済まなかった。 赤川次郎『招かれた女』より引用
  • こんなことでホテルへ行けなければ鷹夫たかおさんにだって済まなかったわ。 福永武彦『加田伶太郎全集』より引用
  • そんな結論に到達すると、彼は赤井の青春のために済まなくなって来る。 織田作之助『青春の逆説』より引用
  • このまま栞子さんが母親と出かけたら、数日の旅行では済まない気がする。 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~』より引用
  • こちらは万作が納得しても、それだけでは済まない話だから結論が出ない。 畠中恵『おまけのこ』より引用
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