済まない

全て 形容詞
1,522 の用例 (0.01 秒)
  • 大町は常に確かなものによりかかっていなくては気の済まない男だった。 赤川次郎『自殺行き往復切符』より引用
  • 吉田が自分たちの事を見たときのつらさを思って、済まなさで一杯になる。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第03巻』より引用
  • 私はちょうど主人の帰りを待ち受ける客のような気がして済まなかった。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 一度そうなったら、影響範囲は百メートルや二百メートルでは済まない。 桜坂洋『よくわかる現代魔法 第02巻 ガーベージコレクター』より引用
  • 長年の職業習慣で各新聞の報道ぶりを確認しておかなければ気が済まない。 藤原作弥『聖母病院の友人たち ―肝炎患者の学んだこと―』より引用
  • 然し蠣太のは知っていても一度は訊いて見ないと気が済まなかったのだ。 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』より引用
  • 私はそこまで来て、曲り角で分れるのが先生に済まないような気がした。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 彼は桃か桜か、そのひと枝を大事に守っていなければ気が済まなかった。 岡本綺堂『両国の秋』より引用
  • しかし家庭用ビデオで技術検討会をやれば、一年では済まないでしょう。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
  • 私は自分の子に済まないことをしたと思つて泣いても泣き足りなく思ひます。 与謝野晶子『遺書』より引用
  • 何故だか一通り学校を見てみないと気が済まない気分になっていた。 小野不由美『十二国記 魔性の子』より引用
  • もっとも法王はその茶の済まない中に内殿へ指してお入りになりました。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • それも、その時はなんかもう私には済まなそうな感じはまるで無くって。 内田春菊『キオミ』より引用
  • リュウジの相談相手になれなかったことに、少し済まなそうな顔をする。 野沢尚『龍時(リュウジ)02―03』より引用
  • 自分は点頭録てんとうろくの最初に是丈これだけの事を云つて置かないと気が済まなくなつた。 夏目漱石『点頭録』より引用
  • 父には済まないと思ったが、澄江には憎悪ぞうおの感情しかいだいていなかった。 立原正秋『冬の旅』より引用
  • なので電話するとなると佳奈だけを起こすだけではまなくなるだろう。 新井輝『ROOM NO.1301 09』より引用
  • もうこうなったら、これくらいの打撃だげきは与えてやらねば気が済まない。 賀東招二『フルメタル・パニック!短編集03 自慢にならない三冠王?』より引用
  • 代わりといってはなんですが、女の子は格好良くないと気が済まない。 喬林知『今日からマ王 第05巻 外伝 「閣下とマのつく土佐日記!?」』より引用
  • こういうものまでも一と通りは眼を通さなければ気が済まなかったらしい。 内田魯庵『鴎外博士の追憶』より引用
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