清清しい

全て 形容詞
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  • 声の主は最後まで姿を見せなかったが、しかし最後まで清清しい声だった。 西尾維新『ニンギョウがニンギョウ』より引用
  • 清清しい空に長長と横たわっている雲を見ていると、私は次第に心細くなって来た。 外村繁『澪標』より引用
  • 空は清清すがすがしくわたり、黄金色にかがやく太陽の光がまっすぐにりそそいでいた。 香月日輪『大江戸妖怪かわら版② 異界から落ち来る者あり 下』より引用
  • このとき負傷していた左手首を眺めて目を潤ませながらも、どこか重圧から開放されたような清清しい姿を見せた。
  • 初めて君の詩に接した時、私はその声の清清すがすがしさに、初めて湧きいでた同じ泉の水の鮮かさと歓ばしさとを痛切に感じた。 室生犀星『抒情小曲集』より引用
  • そう返す言葉にもようやくれた雀は、なんだかとても清清すがすがしい気持ちで、空を見上げた。 香月日輪『大江戸妖怪かわら版② 異界から落ち来る者あり 下』より引用
  • 五秒ほど返事を待っていると、何か御用ですかという、奇妙なまでに清清すがすがしい感じの、綺麗きれいで軽い声が、扉の向こうから聞こえてきた。 西尾維新『ニンギョウがニンギョウ』より引用
  • つまり事が冤罪だったとわかり、その後の半田の勤めぶりも清清しいものであれば、ゆくゆくは家禄を元にもどしてやってもいいというお考えです。 藤沢周平『三屋清左衛門残日録』より引用
  • かかる夢見しは覚めたるのち清清すがすがし。 与謝野晶子『晶子詩篇全集』より引用
  • 昨日の雨を含んでむっと香るスダジイやアラカシの照葉樹の重たい林が切れ、周りはいつしか清清すがすがしい竹林だ。 鳥飼否宇『中空』より引用
  • 朝風は清清しく、草叢の露は私の素足を濡らす。 外村繁『澪標』より引用
  • 原産地の中国で菊は晩秋の野に凛と立つ姿と清清しい芳香から四君子の一つとされ、「不正を寄せ付けぬ高潔さ」「不遇の際も変わらぬ友情」「長寿をもたらす仙人の霊薬」などとのイメージで愛された。
  • わきおこる拍手はくしゅと口笛、敗者をたたえる清清すがすがしい益荒男ますらをたち。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第08巻』より引用